もったいないのマータイさん2011年09月29日 07:02

ワンガリ・マータイさんが亡くなった。
といっても、どこの誰やら、何をした人なのかやら、これを読んでいる人の8割はご存じあるまい。
実は私も今朝のニュースで、「マータイさん、ケニアで国葬」を見て知った。
しかし、調べてみると、これがとんでもない人なんである。

彼女は環境保護活動家、アフリカ大陸の砂漠化を防ごうと全土で植林活動と民主化に貢献し、2004年、環境分野の活動家としては初めて、ノーベル平和賞を受賞した。
アフリカ人女性としても受賞は史上初である。国連平和大使でもあった。
(以上Wikipedia調べ)

独裁的な前政権下では何度も投獄されている。
アフリカ女性の地位向上の運動も展開した、という、すごい人である。
ユニークなのは日本の「もったいない」という言葉を知り、アフリカで「MOTTAINAI」キャンペーンを展開したことである。

国葬では、「もったいない」ので木の棺は使わないという。
最期まで、画期的な人であったのだな、と思った。

71歳という早すぎる死が、もったいない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック