ドッコイ氏退院!2023年06月02日 17:20

なんとドッコイ氏、もう退院。
心臓の場合平均入院日数は2ヶ月超える、とも言われているし、覚悟していたのだが、「最短で…」と医師に言われた予定より更に1周間早い「スピード退院」である。
本人も私も、何より担当してくれた医師がビックリしている。
ハッキリ言われた。
「色々調べたのですが、医学的に説明つきません」

ドッコイ氏、入院したときの心臓カテーテル手術画像では、ばっちり「動脈瘤があります」
だった。
私の世代で「動脈瘤」といえば石原裕次郎である。
破裂したら死んじゃう可能性大。
ので、「入院中に『動脈瘤破裂』なんてことになったら、私、未亡人になっちゃうのね」と、覚悟を決めた。
…のだが。
途中経過説明を受けたら、なんと
「動脈瘤、なぜか自分から小さくなっています」
「血管が詰まったところに動脈瘤という『血液のため池』が出来たので、そこから詰まった先の血管に血液が少しづつ流れていて、心臓の筋肉が生きています。血管が詰まった先の筋肉が死んじゃうのが『心筋梗塞』なんですが…なんでなのか…」
入院した時点で
「この先動脈瘤を切除する手術をしなけらばいけなくなるかもしれなくて、その場合入院は延びます」
と告げられていたのだが、
「これなら1週間早く退院しても大丈夫です」
まあ。
で、退院前日に最後の説明があったのだが、
「血液のつまりがとれて、その先の血管も復活しました。病名は『心筋梗塞』で間違いないのですが、心臓の筋肉ほとんど『ノーダメージ』というめずらしいケースです。医師が集まっていろいろ分析したのですが、なんでこうなったのか理屈では説明つきません」
医学用語では「奇跡」という表現はないが、担当の若い女医先生、たぶんおなかの中ではそう思ってるんだろうなあ…というカンジ。

まあ、塩分制限とか毎日の薬が増えたりとか定期的検査とか、今後いろいろあるのではあるが、ひっくり返っちゃったときの
「いったいどうしよう?」
は無事解決、ということで
「メデタシメデタシ」
なのであった。
お騒がせしました。