日本人ならお月見しよう!2020年05月05日 01:05

コロナで外出もままならぬ毎日ですが、5月7日(木)は十五夜、8日(金)は十六夜です。

日本は「月」を「おつきさま」と言っちゃうほど「月を愛でて」気持ちをリセットできる文化。

ベランダで、夜なら人出も少ないのでちょっとドアを開けて、ちょっと歩いて。

さあ、7日・8日はお月見しましょう!

ベランダ太平記・2「新領主による荒土開拓」2020年04月28日 01:04

(「園芸家12ヶ月」作者・カレル・チャペック先生に捧ぐ)

(続き)
堕天使ルシフェルが世界に降臨しようとしたそのとき、私には奇跡が訪れた。
大天使ガブリエルが乙女のもとに舞い降りて
「アヴェ・マリア」
と告げたようなものである。

じゃない。

新しい薬の処方が劇的に効いて、長い寝たきり生活から復活したのである。

これには驚いた。
三十代半ばで
「今すぐ入院しないと、あなたは死ぬかも知れない」
と医師に言われてから、公的支援を受けて薬飲んで、ずーっと曇りか雨か嵐か、晴れても夜だったのだ。(それでも介護して親5人看取って、仕事も出来るまでは続けたが)
それが朝目覚めたらパッと
「晴れときどき曇り」
になっていた。
薬が手放せないとはいえ。

まずは台所に立って、包丁握ったりコンロに火をつけてみたりした。
次に洗濯。最初は室内干し。
洗う量が増えたのでベランダに出たら。

あらまあ。

私、瀧廉太郎先生の気持ちが突然分かったんである。
そこは「荒城の月(昼間だけれど)」の世界であった。
写真で言えばパリのウージェーヌ・アッジェ。
「廃園」だったんである。
積んであるプランターと転がっている植木鉢の数々、エアコン室外機の上に大鉢ふたつ。
息をしているのは「いちご」と「ブラック・ベリー」
あと何か分からん枝が芽吹いているのと、緑の葉で棘があるの。そしてなぜか、今にも引っこ抜けそうな枇杷。

私の眠れる「みどりのゆび」がウズウズと疼きだした。

「さぁ、なんとかしなくちゃ!」
9歳児と7歳児と5歳児と3歳児抱えるお母さんがリビングでつぶやくセリフかもしれない。
私は腕まくりした。

そしてドッコイ氏に宣言した。
「今日からベランダは私の陣地です。」

芽吹いたものと緑のものには「目覚め肥」を少しと、土壌改良剤(新聞広告で取り寄せた)を少し加えた水をやった。
下葉の枯れたのと先芽の枯れてしまったのは取り除き、伸びすぎたものは剪定し、枝を誘導し、日差しに向けて鉢の位置を変えた。

こぼれ種で芽吹き、支柱も無いままうろうろと地を這い枯れてしまった朝顔は、水をやらず土を良く乾かしてから、根っこから引っこ抜いた。
土に根や枯れ茎を残してはならぬ。
枯れ葉と一緒にみんな「燃えるゴミ袋行き」。
土に混じってボロボロに劣化しているスーパーの袋(風よけにでも使ったか)も、養分・空気・水分の通りを悪くするので根気よくつまんで取り除いた。

ゴロ土は鉢底へ、細かい土は腐葉土と苦土石灰と竹炭とバーミキュライトを混ぜ合わせ、水をやって細菌の力で生き返らせた。

それを鉢やプランターに戻して、サラダ菜7種や細ネギ、大葉、葉大根などの種を蒔いた。
ベンジャミン、パキラ、パセリ、ローズマリー、スミレの苗を買ってきて、鉢に移した。
ミニバラとアイビーも買った。
まだ埋まらないプランターと鉢のために、二十日大根、にら、ルッコラ、バジルなどの種をそろえて、これはGW開け、もう少し温かくなってから蒔く予定。

で、芽吹いていたり緑だったりしたものの正体をドッコイ氏に聞いたら。
「リンゴ食べたんで種」「夏みかん食べたんで種」「枇杷食べたんで種」「桑の木の前通ったら剪定してたんで、落ちた枝拾ってきて挿した」
以上全部氏の食欲と関係のある物件であることが判明。
この鉢の大きさでは、リンゴや夏みかんが実ったら頭でっかちで確実にひっくり返る。
が、桑くらいだったら何とかなるか、野生の桑の実摘んでジャム作ったこともあるし、今や「マルベリー」とかいって、ちょっとしたブームだし、ま、いっか。

しかし枇杷は…いくら何でもねえ…

そこでドッコイ氏と私との間で一悶着あるのである。

(まだ続く)

ベランダ太平記・1「領主交代の日」2020年04月27日 07:00

(「台所太平記」作者・獅子文六先生に捧ぐ)

私は物心ついたときから団地生活。
しかし両親は文化的な人で、読書、レコード、料理は手作り、服もセーターも母の手縫い・手編み。
そしてベランダには植木鉢と(まだプラスチックの四角いプランターがない時代である)火鉢を「睡蓮池」にみたてた金魚たち…私は水やりを手伝ったり、きれいに咲いた花を眺めながらひなたぼっこしたり、夏の朝、咲いた朝顔の花の数を数えたり。
両親は後に、組み立て式のガラス温室で洋ランやサボテンまで育てていた。

私は大学で日本画を学んでいて、植物を描くのは基本中の基本、20才で同じ団地の5階に1人暮らしを始めると、ベランダにいろいろな野菜やハーブや花の種や球根、苗を買ってきては育てていた。(食べるためと写生のため)
養母の介護で横浜に引っ越すので全部手放したが。

そう、私は「みどりのゆび」の持ち主なのである。

比べて夫・ドッコイ氏は小学校でも朝顔などの「植物を育てる」という授業がなかった。
山深い信州、どの家の子も「知っててあたりまえ」(田植え休みがあった)なうえに、先輩の代で都会から来た先生が大失敗をやらかしているのである。

学校でひとり1鉢「へちま」の種をまき、育てた。夏休みに各家に持って帰って、庭におろして観察日記をつけるように…
さあ、夏休み初日「緊急連絡網」である。
「へちまは今すぐ引っこ抜いて、捨てなさい!」
各家で植えているきゅうりと交配して、貴重な夏野菜が「苦くなってしまう!」ということに、農家の親が気がついたのだ。

と、いうわけでドッコイ氏は
「植物栽培に関しては真っ白」
であった。

サラリーマン時代は海外出張族だったし、出張がなくても日本で朝星夜星、今の団地に引っ越して、会社を辞めて、失業保険で食いつないだり、公務員補助のアルバイトをしたり、それが4ヶ月ごとに1ヶ月強制的に休まされるので「日給5千円で無収入期が入る」ので辞めたり…(今は病院勤務で安定しているが)の間に、自分の時間がたっぷりあるとき、何もないベランダに降り立ち、ふと
「あ、何か植えてみよう」
と思い立った。
私は病気で、園芸どころではなかったので、氏にまかせていた。

氏はガーデンセンターに車で行って、大きな鉢・プランター・土・季節の種や苗などを買って来た。
園芸本は買わない、氏の知識はインターネット頼みである。
それで、朝顔や、野菜などを育て始めた…のだが。

残念ながら失敗続きである。
ベランダに洗濯機を置く時代が終わって、水道栓がない。
夏は過酷な環境である、枯らしてしまうのだ。
私はまだ「国産銅製じょうろ」を作る職人さんがひとり残っていたので、注文してプレゼントしたのだが、なんとなく持て余している様子。
「先口」も使いこなせないで、種まき用の目の詰まりやすい方のみ使用、大きな目の先は台所の引き出しで眠ったまま。

いろいろやったが、収穫は大鉢に植えた「いちご」が季節終わりまで1日数個、ドッコイ氏が
「はい奥さん」
と流し台に摘んだのを洗って置いておいてくれる、といったところであった。

しかし、今年2月、異変が起きた。

なんと私が「長い寝たきり生活」から復活したんである。

(長いので続く)

根三つ葉、新鮮!2020年04月06日 21:53

脚を見て貰っている整形外科の帰り、根三つ葉のベラボーに新鮮なのが手に入った。

しめしめ、根っこはよく洗ってキンピラ、茎から上はさっと湯がいて水に放って、絞って、ササミの裂いたのと、おしょうゆと味の素で「簡単一鉢」だー!

根三つ葉はここいらへんでは「年に3度会えたらラッキー!」な、旬の短い葉もの野菜。

養母たちの大好物だったな。

う〜ん、「大正の、食膳の味」…

「准・戒厳令2日目」雪です。2020年03月29日 13:15

さて、『准・戒厳令」2日目の日曜日。
私の住む町は雪です。
窓の外、銀世界、まだ降りやまぬ。

ふと思いだす出す…

そう、まるで「2・26」の日。

これで空にアドバルーンが上がっていればカンペキ!

スミレの花咲くころ2020年03月20日 19:58

夕方信号待ちで出会った杖をついているおじいさんとデイパック背負っているおばあさん(夫婦)。
「今日は良い天気でしたね」と話しかけた。
おじいさんニッコリ、おばあさんが
「どうぞ、これ…」
なんと野生スミレの花束。
「私見つけるの得意なんですよ」
おじいさんのリハビリ散歩のついでに摘んできたか。

母宅へおみやげ。

あんまり小さいのでコーヒーカップに添えるミルク入れに生けた。

トンコ・イブ2016年12月24日 04:40

「貴方のくれた帯留めのダルマの模様ちょいと気にかかる。さんざ遊んで転がして、あとでゆっくり潰す気か、ハァ、トンコトンコ」。クリスマスイブの朝、「トンコ節」で目覚めました。
みなさんお元気ですか。

心身共に健全なおばさんになりたい。2015年12月16日 22:10

今日は鬱の山は頭に乗らなかったけれど、不定愁訴なること詩人のごとしだ。
澤穂希引退のニュースにじわっときたり、宇宙ステーションの由井さんと糸井重里とのやりとりにどっときたり、落ち着かん!
波打ち際の砂の城か、わたしゃ!

私は自分のこういうとこど、うも苦手だ。心身共に健全なおばさんに早うなりたい。

リハビリシューズが一足、内底革から傷んできたので捨てて、思い切って軽いウォーキングシューズを買った。
嘘みたいに軽い。
(今までの靴は底が6層で、2層までかかとがすり減るとわざわざドイツまで里帰りして底を張り替える、という、本格的なヨーロッパの革靴)
あまりに軽くて空振りして底をこすってしまう。
いかんいかん、これからはすり減る一方なのだ、減ったら買い換えねばならん。
と、いささかおっかなびっくり歩いていたら、背中が凝った。
なんのためのウォーキングシューズじゃい。(苦笑)
前を向いて、背筋を伸ばして、スタスタ歩こう。

従兄弟よりお歳暮、麺類好きを心得ていて、いつもそばとうどんをくれる。
母・芳子さんには、「米の飯よりも麺類よりもパンが好き」を心得ていて、生ハムとソーセージとベーコンのセットが送られてきた。
「おいしそうだな」と思ってじーっと見つめていたら、半分くれた慈母なのでありました。

淳ちゃん、そういうわけで、いただきます、ごちそうさま(笑)。

「二八(にっぱち)」2015年08月07日 17:03

この言葉を知っているアナタ、客商売の経験がおありですね(ご挨拶)
「二八の客枯れ」、2月と8月はナゼか客足が細り、売り上げが落ちるんである。
(8月は、行楽地なんかはいいのかもしれないが)
私の場合「二八」は、2月は寒さで脳細胞がちぢみ上がり、
8月は暑さで脳細胞がだらけてしまい、
というか外出の機会が減るので「二八のネタ枯れ」となり日記が更新されないのである。
やれやれ…

風にながれて2015年04月03日 22:47

鼻炎のせいいか、熱っぽく、寝ています。
東京は今日の強風から桜散り始め。
いっぺんもお花見なしかい、う〜ハックショイ!