田口輝彦さんの個展に行ってきました2016年04月29日 17:58

連休初日、案内のお葉書をいただいた造形作家・田口輝彦さんの個展に行ってきました。
場所は、都心にまだこんな古風な建物が遺っていたの?という、神楽坂「AYUMI GALLERY」木立と六角形の張り出し窓がおしゃれです。
(地下鉄東西線・「神楽坂駅」矢来出口と神楽坂出口の間・神楽坂だから一本道)

今回は中世ヨーロッパをモチーフに、ラッパ吹き、太鼓、ハープ、一輪車などが、あたたかい木彫り彩色の猫やウサギで構成されています。

4/29~5/4(金)まで。
神楽坂のそぞろ歩きに、ふと足を止めて暖かいひとときを・・・オススメです。

田口輝彦さんのブログ「造形作家な日々」はこちら
http://hibizoukei.jimdo.com/

心斎橋大丸2016年01月17日 21:25

心斎橋大丸が最後の見学会。
広々とした店内はまるでダンスホール。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/16/daimaru-shinsaibashi_n_9001572.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

メッシュ2015年06月06日 20:10

萩尾望都の「メッシュ」(単行本8冊)を一気読み。
さすがに目が疲れた…けど全話名作♪
「訪問者」もそうだけれど、百数頁の上製本で出していた頃のが一番好き。
ついで「パーフェクトセレクション版」かな、上下2冊で本重いけれど。
ついで「作品集第Ⅱ期本」。
文庫本は小さくて老眼にはツライ。

鳥獣戯画展in上野2015年05月25日 00:01

上野国立博物館「鳥獣戯画展」
日曜、160分並んで、眺められたの3分だったという。
(しかも立ち止まり禁止)
あぁ~…

若桑みどり先生2015年01月13日 18:38

「聖母像の到来」(青土社)が出たので買ったら、あいかわらず分厚く、若桑先生、お元気ですね(笑)。
大学時代の恩師のひとりである。今年もう80におなりですか、紫綬褒章ももらっている、中世西洋画とジェンダー研究の第一人者である。
私の「カラヴァッジオ好き」(ヘンな兄ちゃんだけど!)は、彼女から来ている。
在学中に
「ちょっとシスティナ礼拝堂の『ふんどし』はずしに行ってくるわ!」
と行ってイタリアに渡ったのだけれど、これが数年にわたる大修復。で、レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた総壁画「天地創造」、これ、時のローマ法王の逆鱗に触れ、
「オールヌードでイカガワシくてイカン!」
というので、彼の死後、弟子のダニエレ・ダ・ヴォルテッラが、全員にうす水色の「ふんどし」を描いた(よって彼は後生「世界一のふんどし画家」という不名誉な名前で呼ばれたのだが)、それを、
「修復と一緒にはずそうじゃないの。」
ということになり、現在バチカン行くとスッポンポン姿が見られます。
長年のロウソクや香の煤もきれいにしちゃったんで、実物観たときは、なんだかやたらツルツルピカピカしていたな。
日本の寺みたいに、古い物は古くていいと思うのよ。
若桑先生はイキのいい人で、ある朝目を覚ましたら窓の外を通る山手線が「アルミボディー」になっていたので
「あれは美的ではありません!」
とJRに抗議の電話をかけた、という武勇伝が残っている。
基本的に「機械=シルバー」というのが嫌いで、インデストリアル・デザインで「なんでみんな銀色にせにゃならんのか!」というようなことを熱く語っておられた。
「女性画家列伝」(岩波新書・絶版だけどたぶん図書館にあります)なぞ、読みやすくて面白くて、お勧めです。


このエッセイは「UFO文學14年度冬季号」に掲載しますので、引用・盗作を固く禁じます。
発覚した場合は提訴します。

日本画家っておもしろい2015年01月12日 21:37

NHKBプレミアム「東海道五十三次合作絵巻 井浦新がたどる画家4人 箱根・修善寺・京都へ百年前のバンカラ道中」を観た。
いやー、おもしろかった。
横山大観は若い頃から(若いったって三十代なのだが、日本画の世界は四十でヒヨッコ、八十・九十でも現役がウヨウヨいるのである)ぞんべろりんなのだが、端正な美青年、下村観山には頭が上がらず、今村紫紅は、やっぱり天才肌で、小杉放庵はひとり飄々としている。
漫画の世界でいうなら「もしもトキワ荘グループが旅日記をつけたら」といったカンジだ。
若いって、すごいなあ。才能あるって、いいなあ。
百年前のお兄さん(三十代でもおにいさんである)はバンカラで、才気溢れて、酒飲みで、陽気で、真摯なんであった。

揃いのマント着て、山高帽かぶっているっていうのがね、カッコよかった。

しまった、録画しとけばヨカッタ…

「山」2014年03月12日 00:43

山の絵を描いている先輩の水彩画家さんから画集が届く。
すごく嬉しい。のでご紹介。

「心に映る山」中村好至惠(「恵」ではなく旧漢字の「惠」)

白山書房・1800円。Amazonだと1880円

コード ISBN978-4- 89475-172-9 C 0071
¥1800E+税

美術館のマミィズ・デイ2014年02月14日 01:30

雪が降る前に東京都立美術館の「世紀の日本画・再興日本美術院の1世紀」を観に行ってきた。同じ考えなのだろう、年配のお客で賑わっていた。
わ~、安田靫彦先生の「飛鳥の春の額田王」と「風神雷神」を一緒に見れちゃって、夢のようだわ。養母亡き後「安田靫彦展」といったら水戸で1回あっただけで、「額田の…」は割と見るのだが「風神雷神」は久しぶり。いいなあ、上半身裸の少年「風神雷神」には勢いがあって、興福寺の八部衆のような美しさである。
 しかし、こーゆーの、週に1回くらいお子様お預かりで主婦や夫婦に心ゆくまで観てもらえる制度ってナイのかな。逆に親子連れでのびのび観られるのも。
私の記憶がうんと昔の木造の都美館なのは養母とそのパートナーが日本画家だったからだけれど、美しい空間や静謐な雰囲気はしっかり残っていて、それはそれでよかったと思う。
派手で賑やかな遊園地だけが子供の心のゆりかごになるのではない。
インタビューで、今の中高生が「いらない」と感じる授業のトップが50%「美術」、次点が「音楽」だと知ったときは悲しかった。
無くても確かに生きていける、でも大切な精神の軸である。
時空の安全を確保して子供をゆだね、あるいは子供と一緒に心のおやつを食べること。
お母さんにだっておやつは必要なのだ。

白い犬…2013年08月28日 14:27

…尾も白い…
あぁ~今日も元気だ、、、。

友人のブログがとてもおもしろい。

http://tcd5m.blogspot.jp/
「課題、できた? 美術学校で教えながら、考えることあれこれ」

今回は迷惑メールH編なのだが…
「有閑マダムの逆援助交際」
それは
「小金はあるけど働く気のない後家さんの陰謀」
の話ではないのかな、と思ったり。
「やっぱり美人局(つつもたせ)でしょう~!」と思ったり。

彼女の文章は、いわゆるワハハ調ではないのだが。
切り口が斬新で、考えさせられることも多い。

オススメである。

羊皮紙2013年02月03日 06:46

日本における「羊皮紙研究」の第一人者、八木健治氏の講義を受けた。
(しかし徹夜に近いハンボラケであった。近所の薬局に寄ってカフェインドリンク飲んで。)
実物の羊皮紙や、それを製本したものを手で触れるという!
私はとにかく「紙」が好き、いままでお目にかかったことがない「羊皮紙」と聞いただけでカルチャースクールの「会員外」の用紙にサインしていた(笑)。
おもしろかった、最前列に陣取った甲斐があった。
前半1時間は羊皮紙の製造工程。
別に「羊」じゃなくてもいいのね、仔牛のもの、ヤギのものなどいろいろ見せてもらう。
皮から毛を剥ぎ、脂を抜いて(油汚れに強い「ジョイ」が最適とのこと。)木枠に引き張り一丁上がりである。
触らせてもらい、ペンは羽ペンだが、実際に使用するには羽毛のフサフサがじゃまで、剃って一本棒のようにして使用していたことなどなど、興味深い。
中休みにはヨーロッパ中世の祈祷書や五線譜ならぬ四線譜のイタリア修道院の聖歌隊楽譜など、じかに触れられる心踊るひととき。
しかし後半は画材談。同じだもん、日本画と。膠と岩絵の具、金箔。
羊皮紙の製本技術(リリュール)に話が行くかと思ったが、それはパスであった。
(私は一応、栃折久美子さんのリリュール技法の本を読んで、簡単な講習を受けて、文庫本をハードカバーにするくらいの製本はできるのだが。)
辰砂が高いのは日本も同じ、群青に緑青、貧乏な画学生の頃は手が出せなかったが、ああ、ヨーロッパでも高価なモノは高価なんですねー。
「辰砂なんて、1さじ3千円ですもんねー、同じ、おんなじ…おん…」(爆睡)
こっくりこっくり、先生にはホントに申し訳ないことをした。
が。
同じ講座が定期であったら、きっと受けるね、私は!(そして後半を取り戻すのさ、リリュールと一緒に。)