「十万円、私は申請しません」などと2020年04月21日 15:31

官房長官たるもの
「十万円、私は申請しません」
などと言ってはいけない。
「私も一国民ですから申請します。
そして今回のコロナで困っている人たちに寄付します。
寄付先はこれから熟考します。」
というべきだ。

「政治家は『特権階級』で偉いのだ」
と思い込んでいる馬鹿者が政治をやっている限り日本は前進できない。

村山富市氏が現役だったら、まだ終わらないこの数ヶ月の
「脱線転覆泣き笑いお茶の間政治劇場」
は、もっと短く鮮やかな名作になっていただろう。

心が迷ったときには
「戦後50年・村山談話」
を読み返そう。
戦後日本の政治がたどりついた大きな峰だ。

「戦後70年・安部談話」は「村山談話に美辞麗句つけたしてブヨブヨに水太りさせただけで、言っている安倍晋三本人は自分が何を言っているかその骨子を根本的に理解していない丸パクリ」なので読まなくてよろしい。
が、お暇な人は両方プリントアウトして添削すると、結構いいヒマつぶしには、なる。

政治家にはふた通りある。
「考える者」
(オバマ氏や独・メルケル氏や村山氏)と
「条件反射で答える者」
(トランプや安倍晋三はじめとする日本の多くの政治家、そして世界の多くの独裁的トップとその追随者)だ。

日本が、世界が、
「このままじゃいけない」
と思ったら、コロナで家待機しているいまこそ
「考えよう」!