白湯2010年12月16日 12:04

なんのこっちゃない、ただのお湯である。
でも最近、「おいしい」と思うようになってきた。
(私も枯れてきたってことですかね~・笑)。
住んでいる町の水道が、東京なのに境目なので、神奈川県の水を分けてもらっているのがいいらしい。
水道水がそのまま飲めちゃう。
沸かすとほの甘く、胃に優しいのだ。

さて、今日もバイクの特訓。
寒くなってきたけど、がんばろう。

本気で怖い2010年12月17日 08:11

さて、先日鎌倉までお芝居を観に行ったときのことである。
車で走っていたら、前の工務店風のワゴンの屋根から紙のようなモノがひらり。
風にあおられてまたひらり。

ベニヤ板であった。

あれがそのまま真後ろに飛んできたら、私たちの命は、今ない。

東京大空襲を体験した父が,
「真っ赤に焼けたトタン板が紙のように飛んできて、当たると首でも腕でもスパンスパン切れた。」
と言っていたな。
ホントそんな感じ。

あー、無事に生きてお芝居観て、帰ってこられてよかった~。

で、夕食は近所の飲み屋さんで(ドッコイは下戸、昔ウワバミだった私も最近は下戸なので)緑茶で乾杯。
レバ刺しと焼き鳥をたらふく食いましたとさ。
命が助かったラッキーさに比べれば、体重増加なんて!(笑)

「四十九日・納骨」2010年12月19日 14:40

お義父さんの四十九日・納骨で長野へ。早いなあ。
というか、ひたすら
「寒かったッ!」
(親不孝なヨメですみません)
親族だけなのでゆる~いムード。ああ、結婚して15年、未だに名前を覚えていない親戚のいかに多いことか。
(親戚多すぎ)
とにかく
「お腹いっぱい食べてもらって、食べきれない分はお持ち帰りいただくのが最大のおもてなし」
の土地なので。
一泊で1・1キロ太りました。やれ恐ろしや(笑)。ひたすら胃が痛い~。

「ピンクパンサー3」2010年12月20日 09:38

を観た。ブレイク・エドワーズ監督である。
で、オープニングアニメが(というか途中なのだが)過去のハリウッド名作映画をピンクパンサーが演じる、という趣向で。
しっかり入ってました、ジュリー・アンドリュース(奥さん)の「サウンドオブミュージック」、名場面「スタスタ・クルリ」(笑)。
まーな、夫がエドワーズ監督なら、ジュリーも笑って許すよな。
「サウンドオブミュージック」は、もう画面見てなくても、音聞いているだけでどこのシーンか分かる私です(笑)。
そこまで好きか。はい。

なつかしいパンいろいろ2010年12月20日 21:14

林芙美子の巴里の小遣い帳を読んでいたら「みかづきパン2ッ、1・25F」という記述があって、ああ、と思い出した。
兄の取っていた学研の「科学と学習」に毎月小冊子がついてきて、それはコタンの口笛だったりシートン動物記だったりしたのだが、一度ロダンの伝記がついてきたことがあった。
生涯の妻となるのローズとの出会いで(24歳の時)、
「僕のモデルになってくれたら三日月パンを食べさせてあげるよ。」
というものであった。ローズは貧しい裁縫職人だから快諾した。で。ポーズを取ってロダンの前に立つのだが。
気絶するまで同じ姿勢。
(で、翌年には男の子が生まれる出来ちゃった結婚。)
「そこまで美味しいのか三日月パンは」と思った小学校1年の私は、まだクロワッサンの存在を知らなかった。
まだ食パン、コッペパン、あんパン。
メロンパンやホーン型に焼いたパンの中にチョコレートスプレッドの入っているチョココロネは特別。
一番贅沢なのはバターたっぷりのほの甘い生地を蛇が渦を巻いた形に焼きあげた、その名もずばり「スネークパン」だった。
南関東では、青山の「ドンク」のような老舗を除いては、パイ生地のパンをチェーン展開で売り始めたのは私が小3~4の頃、「Pasco」と「神戸屋」だったと思う。
1973年に「1ドル=360円」でなくなってから、それまで一部の外国食料品店でしか手に入らなかったモノがドッとやってきた。
ラズベリーのジャムやカミツレのお茶。バターたっぷりのパン。
一方で、シベリア(カステラのような生地にあんこを挟んだ三角パン)や甘食、玉子パン、きなこパンなどが消えていった。
プレーンなコッペパンさえ一時は消えた。(除く菓子パン・焼きそばパン)
犬丸りんさんの名作「おいしいパン屋と息子達」に届くまで、私は20余年待たなければならなかった。
「みかづきパン2ッ」、林芙美子は「巴里のパンはとてもうまい」と書いている。

林芙美子の「巴里の恋」2010年12月21日 21:51

とんでもないことを発見してしまった。
この本は林芙美子の実際のパリ・ロンドン日記をピックアップしているのだが、昭和22年東峰書房からでた「巴里の日記」(持っているのだ、とんでもないボロボロ本だが)と内容が違う!かなり違う!金銭、移動などはあっているが、う~む、創作家林芙美子、また
「みすず書房と新潮社の『放浪記』は別物よー♪」
を私にかましてくれたわね!
東峰書房版はBookOffの1号店が出来たばかりのとき、「3冊百円のワゴン」に積んであったモノ。このとき昭和初期の日本陸軍教本「遊佐馬術」も手に入れているので、ラッキーと申せましょう。
それにしても芙美子ちゃん、またやってくれたわね~!
こうなったら高峯秀子主演のDVD「放浪記」を買おう。
芙美子…恐ろしい子!(by月影先生)

あとの始末2010年12月22日 14:34

http://www.ne.jp/asahi/battoh/7ten/index.html
過去の「抜刀質店」のサイトである。
4月にバグにやられて、治しようもないので終了した。
ただ、「過去の雑記」は自分で読みかえしても結構おもしろいので、今、なんとか潜り込んで「以前の雑記を読むをクリックして下さい」と書き込むことに成功。いや~、わずか半年でソフトの使い方、Macの使い方って、忘れるもんだわ(苦笑い)。

「ルヴェランス23世」2010年12月23日 21:22

という謎の喫茶店?(スナック?)が地元の老舗で(少なくとも私の子供の頃から)あったのだけれど、消えてしまった。
2階なので中を覗けない、怪しい店であった。店名からして「23世」だもんな、そんな長く続いた王朝あるんだろうか?
とにかく怪しさプンプンの店でありました。
あなたの街には変な名前の店、ありませんか?ここだけ~?(笑)

関西シャンソンツアー2010年12月29日 22:02

市原民子さんというシャンソン歌手のファンなのですが、この方は関西在住。
で、今年の歌い納めに2日連続舞台に立つというので聴きに行きました。
初日、土日千円の高速で、真夜中3時にスタートです! 東名・名神一直線!

途中仮眠を取り、「いやげもの」の怪しいサイダーなど買いつつ。

3時には大阪入り。
「ちりとてちん」で憧れていた大阪天満宮にお参り、境内は新年に向けてお餅つきやらお供えの御神酒やら大わらわ。

(写真は「ドラム缶改良型せいろ」で、これでお餅をつくらしい)
宿は絵に描いたような安ビジネスホテル、非常口の外の元社員寮がそのまま流用されているらしい(空き巣ではナイ・笑)
これでひとり4千5百円朝食付き、ただしセミダブルなのでヒジョーに狭かったです。

むかったのはシャンソニエ(シャンソンのライブハウス)「ジルベール・ベコー」。
時には客が店からあふれ出すという老舗、しかしこの日は風花の舞うクリスマス寒波がっ!
で、客4人、歌手・スタッフ5人のしみじみしたクリスマスナイトとなりました。
オーナーの、関西シャンソン界第一人者出口美保さんにLPをいただいてしまったりして。

市原さんには「パルピロ」いただいて。(唯一まだ一軒作っているところがあるのです)

翌日「神戸花鳥園」を見てドッコイとはここまで。
超弩級方向オンチの私は、おとなしくホテルでローカル放送など見ておりました。
夜、市原さんの今年の歌い納めソロライブ。
いや~、たっぷり聴いたな2日間!
余は満足じゃ!!(笑)

来年は家を建てるので貧乏生活。
次に関西へ旅出来るのはいつかな?