つながらなかったよ日記・その32012年02月06日 01:25

書いちゃったので載せる「その3」。
さて、ネットのない博覧強記な文筆業の時代。
神田の古書店街には「司馬遼太郎現象」なるものがあった。
バルチック艦隊ならバルチック艦隊の、モンゴルならモンゴルの、関係書籍が一斉に姿を消してしまうのだ。
買い手は司馬遼太郎さんである。
「重なってもかまわないから、読みもらしのないように関連書籍を『全部』買う」、これ、すごいお金持ちじゃないとできない。
それと同時に、神田の古書店主は
「あー、司馬センセ、今度はこれ書くなー。」
と知ることができたのである。汗牛充棟。

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