なだいなだ さん2015年04月02日 22:00

なだいなだ さんの評論や哲学は平易な言葉で書かれていてわかりやすい。
と、おもったら、この人何と医者にして評論家にしながら
「芥川賞落選6回(つまり6回ノミネート)」というレコードをもっている。
「娘の学校」とか「片目の哲学」「ぼくだけのパリ」なんて何十回繰り返し読んだかな。

> 平和のグロテスクな顔を見ていると、平和も若返って欲しいと想う。
「どんな平和でもいいから、平和を」
ではなくて、平和は飽くまでも魅力的でなければ、いけない。
平和が魅力的でなくてどうして、平和のために命をかけてもいいと思う。
平和論者は念仏のように平和を唱えるのではなく、平和を若返らせる努力を、いつまでも続けて行かなければならないのである。(「娘の学校同窓会」より)

戦争は一度ついたら燃え尽きることを知らぬ火だ。
平和は平和の中にある。(萩尾望都)

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