ベルマーク火事2011年03月05日 15:21

(たまにはでっかいのを鑑賞して心洗われて下さい)
「ベルマーク運動(ベルマークうんどう)とは、学校などの教育施設、公民館など生涯学習施設の教育環境整備の助成と、交通などでハンデのある僻地の学校や養護、盲、ろう学校などの特別支援学校に対する援助を組み合わせて行われる運動で、朝日新聞社創立80周年記念事業として1960年に始まった。
ベルの形は「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」との意味合いがある。」(ウィキペディアより)

昨年は「ベルマーク運動50周年」であった、が、書きそびれてしまった。
今年51年目である。

私の女子校時代、何に人気がないと言って、体育館の観覧席の掃除当番と(高くて、冬寒くて夏暑くて、汚れやすい)「ベルマーク委員」のなり手であった。
ベルマークは今よりずっと多くの商品についていて、集める生徒も面倒なら数える委員もちみちみ作業である。
ひたすら「その家のお母さんがマメか」にかかっている。

しかし! 私の在学中、一度だけこのベルマーク集めが白熱化したことがあった。
きっかけは単純で、ベルマーク委員会が、「各学年の今月のベルマーク点数」を掲示板に貼りだしたのである。
共学校の方には分かっていただきにくいだろうが、女子校生なんて、カーッ燃えやすい火の玉みたいなもんだ。(ま、外ヅラはおしとやかなところもところどころあるが。)

最初に乗ったのはお調子者の我が75回生であった。
「いい?マヨネーズはキューピー、キャラメルは森永、ガムはロッテよ!(今はもうはずれてしまったが、当時は5ミリ四方ほどの小ささで0.5点ついていた)」
翌月、我が学年が突出したグラフが掲示板に。
「やったね!」
と想う間もなく上級生がラリーをかけてくる。
あんなに、小さなベルマークに燃えた数ヶ月もなかった。

しかし、下級生がグランドピアノを買って(これもいまははずれているが)、何万点だかたたき出したのだ。
「あー、おもしろかったね。」
消火も早い火の玉ガール達は、「振り袖火事」、じゃない「ベルマーク火事」も急速に沈静化させたのであった。

なんだったんだ、あの騒ぎは(笑)。

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