新年・パソコンついに買い替え2023年01月01日 15:01

パソコン、古いのをだましだまし使ってきたが、いよいよ寿命。
いろいろ必要なものはどんどんバージョンアップしてしまったし、最近はもっぱら布団の上での御出座しになっているのだが、バッテリーが2時間半しかもたなくなってしまった。
はっきりいって、これでは「ちょっとした作文」も出来ない。

で、年末ヨドバシへ。
店員さんと延々吟味して、なんとか工面した財布内ぎりぎりの額で、いちばん新しいのを入手。
私はメカに関してはとことんオンチなので、冬の休暇に入ったドッコイ氏に数日がんばってもらって、本日お目見えである。

1月1日デビュー、とってもめでたい。
なんとバッテリーは最長19時間半、文字のポイントもぐんと大きくなって、こんなに使いやすくって、もう一体全体どうしよう状態なんである。(「アラ還」でいきなり目が悪くなって、ものすごく困っていたので助かった)

兄の死のダメージが最期の悪あがきしているのか、鬱がこじれて「離人感出まくり」状態で、ここしばらくえらく大変だったのだが、年も改まったし、パソコンも新しくなったし、元旦の朝晴れて風なし近所の森の公園を散歩して来たしで、ここは自分に活を入れて、踏み出してみるのもいいタイミングかもしれない。

なにしろ兄が死んでからもう2年経っちゃったのだ。
兄は私にとって良くも悪くも絶対的存在だったのだが、そろそろ「引きずられるのも終わりにしましょうね」の時期が来たのかもしれない。

とりあえず2023年は「前向きモード」からスタートしてみます。よろしくおねがいします。

おひさしぶりです「ステーキさま」!2020年04月30日 23:23

何年?ううん、たぶん十何年かぶりにステーキを食べた。
美味しかった。

給料日後、ふたりで買い物に出かけ、スーパーの肉売り場で
「ウルグアイ産ステーキ肉」(安い!)
を発見。
「そういえばステーキ久しく食べてないね」
「2枚買おうか…安いし」
「うん、見た限りイイ肉だ(ドッコイ氏はかつてオックステールスープが得意料理だったというくらいお肉の目利き)買おうよ」

で、お安いステーキ肉を買ってきて、まだ若いので冷蔵庫で寝かせて、やっと昨晩、焼いて食べた。

つけあわせは新じゃがの粉ふきいもとニンジンとサヤエンドウ。
パキスタンのピンク岩塩と、ブラックペッパーを振り、しばらく置いて、ジュウッ!
皿に取り分けて、フライパンに残った肉汁に、バター・赤ワイン・醤油を加えて煮詰めて作ったソースかけて出来上がり。

熱々。しかも肉は値段から思ったほど固くなく、美味しかった。
ふだん「牛」は「合い挽き肉」でしかご縁のナイ我が家である。(鶏肉と豚肉とお魚がメインです)
ありがたや・ありがたや…

次にお目にかかれるのは、さて、いつかな~(笑)

ジュリー!がんばれ!2017年05月20日 07:07

ジュリー・アンドリュース、トランプ大統領と対決姿勢!
彼女の支援するLGBT運動のため。
いいぞ、やれやれー!
「君が眠る前に」(アワーズ・サン)は佳作だ。

六月六日の奇跡2016年06月15日 19:07

大きな団地のはずれに住んでいる。隣は中学校で、校舎は窓からは見えないものの、音で気配が伝わってくる。
放課後ともなると野球部、サッカー部、ランニングのかけ声と、賑やかである。
異変が起きたのは今年の4月半ば。
「ファイト・オー!」
のかけ声の合間に
「ププッ」「ピー」「ブー」という音が混じるようになったのだ。
 ははあ、これはあれだ、大ヒットした映画「スイングガール」で聴き覚えがある。
「吹奏楽部」発足だ。志望者が多く、予算が下りたらしい。屋上で練習している。
 最初は音を出す訓練で、楽器本体からマウスピースを外し、息を吹き込んで、とにかく音が出るようにする。これが一苦労。
 ゴールデンウィーク開けには、自宅での猛特訓もあったのだろう、音は「ド~レ~ミ~ファ~」に変わった。しかしこれが心もとない。音がヘロヘロのヒョロヒョロなんである。
腹筋を鍛え、横隔膜を強靱にし、肺活量を増やさねばならぬ。まこと西洋楽器は体力である。だから、部員はランニングもやれば腹筋運動もやる。がんばれ吹奏楽部員!
 五月半ば、音は細いが全体に乱れなく「ドレミ」が吹けるようになってきた。しかし、来る日も来る日も「ドレミ」のままでまある。
 聴いている方もしびれが切れてくる。
「こんなことで夏の野球大会の応援演奏は大丈夫なのか?」
六月六日いつもの「ドレミを」一回やった後、異変が起きた。各自異なるスコアを渡されたようで、「ファファファ~」「ミ~ソラシド」などと拭いている。個人練習を終え一斉にあわせるとそれはみごとなハーモニーになった!六月六日の奇跡、おめでとう部員のみんな。 私も、忘れないよ。

その名は「○かわ文盛堂」2015年10月16日 18:40

団地市場の狭いスペースに「文房具・書籍・ファンシー用品・たばこ」まで取りそろえ、最近では撤退した店の空きスペースを利用して、団地の高齢者向きのちょっと気の利いたおしゃれ用品も扱っている。むっつりしたおじちゃん、愛想がよくおしゃべり上手で客が足を止めるおばちゃんは手縫いの黒のベレーをかぶって、いつも気の利いた服装でいる。

さてここで私は6歳の時から、学習ノートから理科の実験の豆電球まで世話になり、少子化が進んで大変であろう経営にも一役買いたいのである。

「井上ひさし短編中編小説集成」全12巻月1刊行を頼むことにした。
本は2割と利が薄い商品だが、岩波の、5千円ほどの本なのでちょっとした日銭にはなるだろう。

いつも愛想よく「入荷しましたよ」と電話をくれ、ラスト2冊を取りに行ったときは

1万202円なのに1万円ぽっきりにおまけしてくれ、店の名が入ったボールペンを3本と「パイン飴一袋」をくれた。

こんな本屋、ほかにあるか!?

心から好きだぜ、○かわ文盛堂!

「土大根(つちおおね)」父の宿題2014年01月10日 23:36

父は博識だった。
「大根が好きで朝な夕なと食べている侍の戦の時に、ふたり見味方が来る『何者じゃ』と
訊ねると『日ごとお世話になりにし土大根にて候』と言って勝つと消えてしまう」これが長いこと謎だったが、インターネットの世界というのは便利なものだ。

【徒然草 第六十八段

 筑紫に、なにがしの押領使などいふやうなる者のありけるが、土大根を万にいみじき薬とて、朝ごとに二つづつ焼きて食ひける事、年久しくなりぬ。
 或時、館の内に人もなかりける隙をはかりて、敵襲ひ来りて、囲み攻めけるに、館の内に兵二人出で来て、命を惜しまず戦ひて、皆追い返してげり。いと不思議に覚えて、「日比ここにものし給ふとも見ぬ人々の、かく戦ひし給ふは、いかなる人ぞ」と問ひければ、「年来頼みて、朝な朝な召しつる土大根らに候う」と言ひて、失せにけり。
 深く信を致しぬれば、かかる徳もありけるにこそ。】

と「土大根」で引いたらポンと出てきた。たぶん父の時代の参考書ではそう訳されていたのだろう。
大根といっても冬の七草の「すずしろ」サイズだったと思うのだが、これで図書館に行って誤字、誤訳がなければハイ解決。(最後は書籍文献による。)
父の残した謎が、やっとひとつ解けた。
「論語」の最初は7歳の時に毎晩教わって、「陶淵明・帰去来」は大人になって自力でなんとか読んだけれども、連歌(れんが)・武玉川(むたまがわ)・漢詩、父の残した宿題は山のようにあるんだな、これが。
ふうぅ~~~

冬・鎌倉へ2013年12月23日 04:27

昨日知人の女優まりりんさんの劇を観に行った。
すごくよかった。
そのあと横丁にチョイト入ったところにある豊島屋の茶房で一服。
源平汁粉がおいしい。
お冷やに柚子の香りが…
ああ、辛い冬への坂道を今登り切る「力水」だな、と実感。
冬来たりなば春遠からじ。

妹・小ガマ子2013年06月10日 14:24

養母の家は庭が広く、なんでも適当に「描きたい木」を植えてしまったので、ちょっとした雑木林だった。
カブトムシ・カマキリ・トカゲ・カタツムリ、なんでもいたが、筆頭は「ガマガエルのガマ子」だった。
春さき、夕ご飯を届けにいくと、玄関の所にのしっと大きなカエルがいる。
養母は「今年も冬眠から醒めたかえ?これウチの子、ガマガエルのガマ子。」
「じゃ、私の妹?」
「そういうことになるかねえ。」
「じゃ、よろしくね、ガマ子。」
ガマ子は茂みの方にのしっのしっと歩いて行く。
そんな関係が何年あったろう。
家は取り壊され、植木も切られて更地になってしまった。
「ガマ子奥の森に逃げてたらいいな、しかしあの大きさは、いったい何歳だったのかしら?」
今は手放してしまった土地であるが、そのことが悔いだ。

さて、話変って我が家の財布はそろそろ革がくたびれてきた。
4ッ折り財布に小銭ジャラジャラで酷使したものな、いまさらすまなく思う。
が、同じのを探しても「3ッ仕切りに1ポケット」というのはなかなか見つからず、
「いっそ小銭はがま口にするか…」
と考え始めたとたん。

私たちは出会ってしまった。
もう値段なんていくらでもかまわない、
「これください!」と言って手に入れたのがこれ

「小ガマ子」
景気よく膨らんでいるでしょう?(笑)

じつはこれツメモノ。(笑)

話は前後するが大阪でデビューしました。
で、ホテル近くのコンビニでナイトキャップ(つまりは寝酒だ・笑~)買ったら…
おつり銭で引き当ててくれました昭和25年の「五円玉」(通称「筆五」)!
「日本国」がまだ「日本國」で、毛書体で「五円」って刻んであるの、これは「ギザ十」(ふちがギザギザの十円玉)よりも珍しい。
私は「シャネル」の「エルメス」の、これ見よがしにデザインの刻印しているの嫌いなのだが、小ガマ子は別格。
道具は大切に使うと魂が宿るという。
この子は2人目の妹である。
よろしくね、「小ガマ子」。


「一万円のフタ」ふたたび2012年08月05日 16:41

2011年の9月に書いた「一万円のフタ」
http://battoh7tenpart2.asablo.jp/blog/2011/09/11/6099075
であるが。
一本使い切る頃にはおおよそ「顔のシミ大陸・シミ諸島」も消えた。
やっぱり老舗の太っ腹は信頼してみるもんである。
私は化粧は、結婚式のときと、ファッション関係の仕事をしていた半年間を除いて、まったくしない。
スキンケアの方も、カンカン照りの日にも「UVケアなんてわしゃ知ら~ん」で日傘も帽子もなしでテコテコ外を歩いていたのであるが。
(あ、手、手はものすっごくケアします、「モノカキの商売モン」だから。今はリハビリ中だけど、高い化粧水と高いクリームで、毎日マッサージも欠かしたことないわ。)
で、その「サンスターのエクイタンス」なのだが、最低必要限度しか塗らなかった。顔になにか塗ること自体うっとーしーので。
そしたら、サンスターのおばさまが(お姉さんではなかった。ここんとこらへんの気遣いも老舗ならでは、であろう。)
「その後いかがですか?」と電話をくれた。(フツーの人だったら使い切る頃である。)
「だいぶん効いてきました。」と答えたら「もう一本、そろそろご入り用かと思いまして。」
いいタイミングである。(ホントは薄い部分塗りで半分くらい残っていたのだが)もう一本買ったら、エクイタンスはシリーズ化されていて、乳液とか化粧水とかサンプルいっぱいつけてくれた。
さて、それからである。
電話一本、ハガキ一枚の便りも、勧誘もない。
「もう効いたはず。お客は満足している。」
という老舗の自信であろう、あとでズルズル尾を引く通販やメーカーにくらべて「あれも、これも」と言ってこない潔さがなんとも天晴れである。
というわけで、スッピンの夏、さすがに暑いので日傘をさしているが、また「シミ大陸・シミ諸島」が出来たら頼もうと思う。
よい商売してもらって、余は満足じゃ(笑)。

ヤン坊マー坊天気予報♪の国からの便り2012年07月20日 05:05

ドッコイ氏は今、東南アジアの某国にいる。

http://www.youtube.com/watch?v=qeby2P4Prm8

まずは某国の首都での仕事を終え、地方に移動したそうだ。

友人(ありがとうトト師匠!)のアドバイスでWEBメールを受信でき、一安心である。
しかも嬉しいことに、第一報が
「ボーナス出てるみたいだよ」。
昔はボーナスどころか
「今月、給料出ないかもしれないけれど大丈夫?(会社ごと戦争に巻き込まれた)」
だったりして、かなりスリリングな家計簿であった。
(「仔牛にありったけの貯金つぎ込めちゃう新妻」どころじゃないわよ・笑)
私がまだ利き腕を壊す前で、「稼げた」のが唯一の救いだった。

今年の夏はどっかり「車検様」があるのが痛いが、ありがたいボーナスである。
これで先月中に手配した「お中元」を精算して、「引っ越し兼暑中見舞いのハガキ」を刷って、私が立て替えていた「家財保険、最初の1年目は現金払いだったよ、土壇場でビックリしたよ(笑)」と「車の修理代」を返してもらって。
今まで毎月払っていた家賃も、これからは貯金にまわせるし。(管理費と修繕積み立て金はあるが。)

さて、残りでなにして遊ぼうか。(笑・あいかわらず遊ぶことばかり考えている道楽夫婦である。)
夏の終わりにはイチオシのシャンソン歌手さんのソロライブもあるし(私、参阪します)、秋には長野で「フレンチブルー」もあるし(これはドッコイ氏の自動車道楽)夢を数え上げるのはとても楽しい。
しかしまず最初に、ね、帰省したい。お義母さんの元気な顔、見に行きたい。
行ったら行ったで、「ものすごい急勾配の墓地お義父さんが買っちゃったよー」とか「六地蔵二組&無縁墓」とか「河原墓」とか、線香の箱もってあちこち大騒動な移動の上に、「完全にお盆外れ」だが、行きたい。