インフルエンザにフランス語2010年01月10日 00:07

英国人にはアメリカ英語が、「東京人が聴いた名古屋弁」みたいに聞こえるという。
「『みゃあみゃあ』している」らしい。

初めて学校で教わった頃の「英語」はブリティッシュで、私はセサミっ子だったので「20」を「トウェニィ」といったら「トゥエンティ」に直された。今の子供は学校で、英語を教わっているのか米語を教わっているのか、ご存じの方がいらしたらお教え下さい。

英語ではなくフランス語を選択したのだが、結局どっちも「まーーーったく!」ものにならなかった。(語学の学習能力が欠如しているのだ。)
母校最後のフランス語生である。生徒は私ひとり。ひとりの生徒にひとりの教員をつけてくれた母校はエライと思うが、彼女の留学先がマルセイユ大学だったので困った。
ラ(R)行が全部重くて「ガギグゲゴ」、「フランス・パリ・ギャルソン」が「フガンス・パギ・ギャグソン」になっちゃうんである。
毎朝聞いているラジオフランス語講座とまるで違った。

しかも個人教室で教わっていた先生は戦後間もない頃の「日本大使のお嬢さん」で、ソルボンヌ大学卒の完全なパリ弁であった。
ラ(R)行の発音が全部軽くて「ハヒフヘホ」、「フハンス・パヒ・ギャフソン」である。

この二人の先生に教わった後、大学で外国人の先生のフランス語を選択したら、ものすごくきれいな発音で(NHKのフランス語講座みたい)聞いたら12才の時にポーランドからフランスに亡命した方だった。ありゃま。

ああ、標準語はいずこ。

「R」の発音が、フランス語最大のネックだというが、まったくね、これじゃね。

リヨンだったかロレーヌだったか、どこだかが、一応「もっともきれいなフランス語なので「外国人に教えるときはコレでいこう」ということになっていると聞いた覚えがあるが、ま、「R」の発音は「軽くうがいをするように」がイイらしい。
水で実行すればインフルエンザ対策にもなります(笑)。

追伸:手を洗うのも忘れずに。

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