映画版「あしたのジョー」2011年02月23日 10:12

を観に母・芳子さん(81になりました)と橋本へ。
地元・町田は大きい街で若者人口も多いのに、ナゼか映画館がひとつもナイのだ。

目的は香川照之!丹下段平のおっちゃん!!
いや~、役作り、上手い上手い、ホントにおっちゃんになりきっていた。
こないだまで「龍馬伝」やってたのに。
そして伊勢谷友介!力石徹!!
いや~、体作りすごいすごい、ホントに力石になりきっていた。
こないだまで「龍馬伝」やってたのに。(笑)
ジョーどうでもよろし、(山下さんのファンの方ゴメン)この映画はこのふたりのためにあるね。

大笑いしたのは「マンモス西」役の勝矢さん。
原作の「西のうどん」が見られるとは!!(大笑)
スミマセンマニアックで。漫喫で原作本お読み下さい。

「あしたのジョー」というのは、登場人物の過去が一切でない作品で(映画では出しちゃってるけど)、ひたすら登場人物達の「成熟拒否」に焦点があっている。
原作者「高森朝雄」は「梶原一騎」の別名で、同じ時期「梶原一騎」で「巨人の星」を手がけていたので名前を変えたんである。
「巨人の星」は血縁血縁また血縁のドラマで、「一切無縁」のジョーと比べるとおもしろい。
満喫でお読み下さい、濃ゆい「粘着質の涙」に笑えます。


でも!
「葉子お嬢さん」は茶髪じゃないんだよ、ドヤ育ちの過去なんか持ってちゃいけないんだよ、ストレートのロングヘアで不自然なまでの富士額じゃなくちゃいけないんだよ!
なんか間違っとる。(詳しくは満喫で・・・笑)

それにしても、驚いたのは、復元された60年代後半のドヤ街の雰囲気が自分にとってそう違和感のあるモノじゃなかったってことね~。
その頃の写真集は好んで集めている私ですが、とーちゃんの実家の向島は、もうちょっとマシな街だったような…五十歩百歩ですか…。

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