医者もう一軒 ― 2010年01月13日 22:22

たまには本邸の方も草むしりしなくちゃ。というので、
http://www.ne.jp/asahi/battoh/7ten/zakki2010/zakki2010_01.html
あいかわらずファザコン炸裂である。
私からファザコンとマザコンとドッコイコンを取っぱらったら、もう何も残らないやもしれぬ。ホントにおめでたいやっちゃ(笑)。
本日は寒風の中、医者二軒ハシゴした。
毎冬思うのだが、この季節は「医者へ通うことが不健康のもと」である。
あと、真夏もね、いかんですよ。
医院・病院通いは体にこたえる。病気してんのに体力気力振り絞って行って待つんだもん、そりゃ疲れる。
しかも待合室、あれのどよ〜んとした雰囲気が心臓に悪い。感染も怖いし。
歯医者は歯医者で、ドアのむこうからから聞こえる
「チュイィィィンチュイッイィィィィン!」
とか
「ギゴガガガガガ、ギギッ、ギュゥイイイン!」
というあの音、音がね、もうすでに怖い。
小さな肝っ玉で医者ハシゴ。それだけでもう、「三軒目」が必要そう(笑)。
http://www.ne.jp/asahi/battoh/7ten/zakki2010/zakki2010_01.html
あいかわらずファザコン炸裂である。
私からファザコンとマザコンとドッコイコンを取っぱらったら、もう何も残らないやもしれぬ。ホントにおめでたいやっちゃ(笑)。
本日は寒風の中、医者二軒ハシゴした。
毎冬思うのだが、この季節は「医者へ通うことが不健康のもと」である。
あと、真夏もね、いかんですよ。
医院・病院通いは体にこたえる。病気してんのに体力気力振り絞って行って待つんだもん、そりゃ疲れる。
しかも待合室、あれのどよ〜んとした雰囲気が心臓に悪い。感染も怖いし。
歯医者は歯医者で、ドアのむこうからから聞こえる
「チュイィィィンチュイッイィィィィン!」
とか
「ギゴガガガガガ、ギギッ、ギュゥイイイン!」
というあの音、音がね、もうすでに怖い。
小さな肝っ玉で医者ハシゴ。それだけでもう、「三軒目」が必要そう(笑)。
「どんぶらこ」 ― 2010年01月15日 21:23

「こんばんは」と言おうとして「どんぶらこ」とか「ごんずい(何、それ)」とご近所の人に挨拶してしまうことがある。たぶん周囲からは変な人と思われているのだろう。自分でもそう思うもん。
どうも、深く考え事をしていて、切り替えモードで挨拶を口にしようとすると、脳が混乱して勝手にわからん声を発してしまうらしい。そこまで深く、何を考えているのであろうか。
忘れっぽくもあるので、慌てた瞬間それが何だったか忘れてしまうのだ。
考え損である。逃したネタは大きい。
かにかくに、わたしの言語能力は低い。ましてや外国語なんて一切ダメで、
「あ〜、教育とは・・・」
と虚しく思うことしょっちゅう。そのくせ電車の中で乗り合わせた外国の人には
「あなたスーパーマリオブラザーズのヒーローにそっくりでハンサムですね。」
とか
「私が今着ているのは日本のフェスティバルのコスチュームでMathuribantenというものです。」
とかときどきひょいっと英語やフランス語が飛び出すのが我ながら可笑しい。
自分でもよく分からないで言っているのだが、なんとなく通じるみたいだ。
しかしな、「どんぶらこ」はマズいな、これはちょっとな。
社会人として、どうよ。(笑)
どうも、深く考え事をしていて、切り替えモードで挨拶を口にしようとすると、脳が混乱して勝手にわからん声を発してしまうらしい。そこまで深く、何を考えているのであろうか。
忘れっぽくもあるので、慌てた瞬間それが何だったか忘れてしまうのだ。
考え損である。逃したネタは大きい。
かにかくに、わたしの言語能力は低い。ましてや外国語なんて一切ダメで、
「あ〜、教育とは・・・」
と虚しく思うことしょっちゅう。そのくせ電車の中で乗り合わせた外国の人には
「あなたスーパーマリオブラザーズのヒーローにそっくりでハンサムですね。」
とか
「私が今着ているのは日本のフェスティバルのコスチュームでMathuribantenというものです。」
とかときどきひょいっと英語やフランス語が飛び出すのが我ながら可笑しい。
自分でもよく分からないで言っているのだが、なんとなく通じるみたいだ。
しかしな、「どんぶらこ」はマズいな、これはちょっとな。
社会人として、どうよ。(笑)
ハイチ地震義援金の日赤送り先 ― 2010年01月16日 00:34

以下は日本赤十字のホームページからのコピーです。
詳細をお知りになりたい方は
http://www.jrc.or.jp/index.html へアクセスしてください。
被災地における救援活動等を支援するため、皆様からの救援金を受付けています。
振込口座などは下記のとおりです。
救援金窓口1 郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号 00110-2-5606
口座名義 日本赤十字社
受付期間 平成22年1月13日(水)~平成22年2月12日(金)
※振替用紙の通信欄に「ハイチ地震」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。
詳細をお知りになりたい方は
http://www.jrc.or.jp/index.html へアクセスしてください。
被災地における救援活動等を支援するため、皆様からの救援金を受付けています。
振込口座などは下記のとおりです。
救援金窓口1 郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号 00110-2-5606
口座名義 日本赤十字社
受付期間 平成22年1月13日(水)~平成22年2月12日(金)
※振替用紙の通信欄に「ハイチ地震」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。
夫人・・・ ― 2010年01月17日 16:31

お相撲の土俵入りを見ていたら化粧まわしのスポンサーに「デヴィ・スカルノ」の文字が・・・一瞬。
読み間違えであろうか。いや、しかし彼女ならあり得ないこともない・・・よな。
日本でいまや「夫人」を名乗っているのは「デヴィ夫人」と「お蝶夫人」ふたりなのであるからして(笑)。
読み間違えであろうか。いや、しかし彼女ならあり得ないこともない・・・よな。
日本でいまや「夫人」を名乗っているのは「デヴィ夫人」と「お蝶夫人」ふたりなのであるからして(笑)。
10円でも高いりんごを ― 2010年01月19日 20:47

買い物をしたら安かった。異様に安かった。デフレの波がこんなところに。
なんだかゾッとしない。(「ゾッとする」と「ゾッとしない」はまったく意味が違うので、知らない方は調べてください・筆者不親切)
デフレ・スパイラルである。物がどんどん安くなって家計は楽になるが、長期的な目で見ると日本経済にとって、よいことではない。結局労働報酬もどんどん安くなるからね。
子供時代お屋敷町のとなりに住んでいた。1960年代後半頃だ。
正真正銘「お金持ちタウン」で、家の買い物は家政婦さん(当時はお手伝いさんとか女中さんと言った)の役目である。日本が経済成長でぐいんぐいんいってた時代で、お屋敷同士の見栄のはりあいがすごかった。
「おとなりより10円でも高いリンゴを買っていらっしゃい。」
と、奥様がたはのたもうていたのだ。
ああ、今は昔。
日本の経済って、良くも悪くも「安定」しない。
まあ、旧社会主義圏みたいな物価統制はまっぴらごめんだが、振幅が激しすぎるのもいかがかと思う。もちょっと穏やかにいきませんかね。
なんだかゾッとしない。(「ゾッとする」と「ゾッとしない」はまったく意味が違うので、知らない方は調べてください・筆者不親切)
デフレ・スパイラルである。物がどんどん安くなって家計は楽になるが、長期的な目で見ると日本経済にとって、よいことではない。結局労働報酬もどんどん安くなるからね。
子供時代お屋敷町のとなりに住んでいた。1960年代後半頃だ。
正真正銘「お金持ちタウン」で、家の買い物は家政婦さん(当時はお手伝いさんとか女中さんと言った)の役目である。日本が経済成長でぐいんぐいんいってた時代で、お屋敷同士の見栄のはりあいがすごかった。
「おとなりより10円でも高いリンゴを買っていらっしゃい。」
と、奥様がたはのたもうていたのだ。
ああ、今は昔。
日本の経済って、良くも悪くも「安定」しない。
まあ、旧社会主義圏みたいな物価統制はまっぴらごめんだが、振幅が激しすぎるのもいかがかと思う。もちょっと穏やかにいきませんかね。
「言葉」 ― 2010年01月21日 01:29

最近2冊の本を入手した。
アマゾンで中古の「地に消える少年鼓手」(岩波書店)を見つけて、ウィリアム・メイン氏ファンの私は、速攻買った。某市立図書館の処分本であった。
持ってるはずなのにどこかいっちゃったのよ。(最近こればっかり・笑)
メイン氏は「砂」「リンゴ園の少女」「地に消える少年鼓手」いずれもおもしろい。
特に「地に消える・・・」は、リアル派のメイン氏にはめずらしくアーサー王伝説の出てくる幻想文学で、林克巳さんの訳もいいし、ディヴィット・ナイト氏の挿絵もいいし、あー、処分しちゃった図書館、損したね。
この点、岩波の児童書は「プーさん」訳を石井桃子さん(挿絵はE・H・シェパード氏)、「ドリトル先生」(挿絵も作者、H・ロフティング氏)に井伏鱒二さんをあてたくらいだから、良い。
一方で、知人から押しつけられた絵本は(タイトルは書かない)、
「すっごく癒されるの。心がじんわり暖かくなって、元気をもらう感じなの!」
とのお言葉つきなのだが、ナンノコッチャナイ、内容のうすっぺらい自己啓発本だったので、
「ケっ!」
と一読して処分。
まぁ知人といっても親しくも無し、宗教がらみの人らしいので、私なんぞに送りつけてくるくらいだからノルマがあるんだろうな。
「本は尊い物・本はまたいではいけない・本は踏んではいけない・世代」の私でも、ちょっとこれは箸にも棒にもひっかからないものだったので。
見え透いているのである、泣かせようという「特攻精神」、自己消滅によりみんなが幸せになるから「さよなら、ぼくはいくよ」「命はひきつがれて、ぼくらは永遠に生きるんだよ」(さあ、ここで泣け!)狙いが。
そもそも私は「癒される」とか「元気をもらう」とか言う言葉が、安直にバンバン使われるのが大嫌いだ。さすが修道院学校卒というか。
言葉にはそれぞれ意味と重みと方向性があるので、軽々しく使ってはイカンと思う。山上憶良さまものたもうたではないか、日本は「言霊の幸はう国(ことだまのさちわうくに)だと。
「人さまに向かって『どんぶらこ』と挨拶する人」の言えたことではナイのだがね(笑)。
アマゾンで中古の「地に消える少年鼓手」(岩波書店)を見つけて、ウィリアム・メイン氏ファンの私は、速攻買った。某市立図書館の処分本であった。
持ってるはずなのにどこかいっちゃったのよ。(最近こればっかり・笑)
メイン氏は「砂」「リンゴ園の少女」「地に消える少年鼓手」いずれもおもしろい。
特に「地に消える・・・」は、リアル派のメイン氏にはめずらしくアーサー王伝説の出てくる幻想文学で、林克巳さんの訳もいいし、ディヴィット・ナイト氏の挿絵もいいし、あー、処分しちゃった図書館、損したね。
この点、岩波の児童書は「プーさん」訳を石井桃子さん(挿絵はE・H・シェパード氏)、「ドリトル先生」(挿絵も作者、H・ロフティング氏)に井伏鱒二さんをあてたくらいだから、良い。
一方で、知人から押しつけられた絵本は(タイトルは書かない)、
「すっごく癒されるの。心がじんわり暖かくなって、元気をもらう感じなの!」
とのお言葉つきなのだが、ナンノコッチャナイ、内容のうすっぺらい自己啓発本だったので、
「ケっ!」
と一読して処分。
まぁ知人といっても親しくも無し、宗教がらみの人らしいので、私なんぞに送りつけてくるくらいだからノルマがあるんだろうな。
「本は尊い物・本はまたいではいけない・本は踏んではいけない・世代」の私でも、ちょっとこれは箸にも棒にもひっかからないものだったので。
見え透いているのである、泣かせようという「特攻精神」、自己消滅によりみんなが幸せになるから「さよなら、ぼくはいくよ」「命はひきつがれて、ぼくらは永遠に生きるんだよ」(さあ、ここで泣け!)狙いが。
そもそも私は「癒される」とか「元気をもらう」とか言う言葉が、安直にバンバン使われるのが大嫌いだ。さすが修道院学校卒というか。
言葉にはそれぞれ意味と重みと方向性があるので、軽々しく使ってはイカンと思う。山上憶良さまものたもうたではないか、日本は「言霊の幸はう国(ことだまのさちわうくに)だと。
「人さまに向かって『どんぶらこ』と挨拶する人」の言えたことではナイのだがね(笑)。
ありがとうDr. 福山雅治!! ― 2010年01月26日 02:14

私の母は、明日80才になります。
(あ、私、養母・義母・実母と3人母がいるのですが、実母です。)
シャープ(だっけ?)のCMで、福山雅治さんに、がっちりハマりました。
4月に父が逝って、その直後、知り合いの1人暮らしのおばあちゃんの介護、入院後は日参して身の回りの世話、と忙しく・・・・というより、自分を忙しくして、父の死を「悲しみすぎないように」保っていた感があるのですが、おばあちゃんが遠くの老人ホームに移ったら、ジャストタイミングで出逢った福山雅治さん!
詳しくは昨年12/22の「母、「福山雅治」に目覚める!」に書いた通りなのですが、ちょうど今年の大河ドラマ「竜馬伝」の主人公なもので、これで1年、明るく暮らせるぞ〜!と、ホッとする娘とその夫。
前回は私が好きな貫地谷しほりさんが登場の巻。「スウィング・ガールズ」以来好きなのだが、NHKでは「ちりとてちん(落語)」といい今回といい、和服が似合うのでございます。家族全員で楽しんでおります。
父の介護、死、おばあちゃんの介護、別れ、と、元気そうに振る舞いながら、やっぱり実の娘の目から見れば
「ああ、疲れてるな〜・・・」
だったのですが、Dr. 福山効果絶大っ!
ついにCDからDVDの使い方まで覚えてしまいました。
目の輝きが違います!! 10くらい若返りました!!
ありがとうDr. 福山雅治!!
(あ、私、養母・義母・実母と3人母がいるのですが、実母です。)
シャープ(だっけ?)のCMで、福山雅治さんに、がっちりハマりました。
4月に父が逝って、その直後、知り合いの1人暮らしのおばあちゃんの介護、入院後は日参して身の回りの世話、と忙しく・・・・というより、自分を忙しくして、父の死を「悲しみすぎないように」保っていた感があるのですが、おばあちゃんが遠くの老人ホームに移ったら、ジャストタイミングで出逢った福山雅治さん!
詳しくは昨年12/22の「母、「福山雅治」に目覚める!」に書いた通りなのですが、ちょうど今年の大河ドラマ「竜馬伝」の主人公なもので、これで1年、明るく暮らせるぞ〜!と、ホッとする娘とその夫。
前回は私が好きな貫地谷しほりさんが登場の巻。「スウィング・ガールズ」以来好きなのだが、NHKでは「ちりとてちん(落語)」といい今回といい、和服が似合うのでございます。家族全員で楽しんでおります。
父の介護、死、おばあちゃんの介護、別れ、と、元気そうに振る舞いながら、やっぱり実の娘の目から見れば
「ああ、疲れてるな〜・・・」
だったのですが、Dr. 福山効果絶大っ!
ついにCDからDVDの使い方まで覚えてしまいました。
目の輝きが違います!! 10くらい若返りました!!
ありがとうDr. 福山雅治!!
セーラー服のモデルさん ― 2010年01月30日 17:48

篠山紀信さんとモデルさんが人目につく所でヌード撮ったのなんのって、警察沙汰になっているらしい。法律はときどきゲージツに厳しい(笑)。
私は知り合いのツテで、自動販売機売りのエロ本の仕事をしたことがある。
しかし、編集長が元文学派だったので、「半分エロ写真で半分文学」、やたら活字の多い「変なエロ本(笑)」だった。
「カストリ(3号でつぶれるとゆー業界用語)かな?」
と思っていたらなんとか4号まで出た。
非合法な業界の嬉しさは
「いつもニコニコ現金払い」
なことで、(普通は原稿を渡して、本になって、それから1ヶ月〜半年以上のところもあるし、支払いは銀行振り込みが多いのだが「手形」なんてときもある。契約より少ない額だったり、逃げられて0円だったりすることもある。)おまけに源泉徴収(1割引)もなし、という、描いたら即お米が買える、ありがたい商売だった。
「生きてくためには何でも描きます」
と看板を上げている、本当に貧乏なころで、おまけにうまいこと「文学派の読み物の」のポジションだったので、好き勝手やらせてもらった。(走る山手線の頭の上で抱きあってるリカちゃん人形とGI ジョーとか、水底を歩いているオタクのおにーさんと上半身人魚とか、ナンジャソリャ・笑)
「芸術はバクハツだ!」
の岡本タロサンの勢いであった。むこうは「岡崎京子ちゃん」(面識があるのでちゃん付け)が欲しかったらしいいけど無理。それは無理。
どこの出版社で内紛があったかしらないが、スタッフはみんなプロだった。
雑誌を立ち上げるノウハウというのは煩雑なものだが、その点はおみごとだった。
ハードはよかったのだ。
ただな、ソフトがな。私とかだもんな。
もっと悲惨なのは写真部門であった。
シティーホテルの1室を借りて、スタッフ全員機材持って・・・・忍び込みで撮影・・・という一流ホテル泣かせな迷惑行為をする予算もなく。
山奥の、廃校になった木造校舎にしのびこみ。
「魅惑のセーラー服ヌード」!!
ロケ地年期入り!
カメラマン年期入り!
スタッフ年期入り!
モデルさん年期入り!すごく年期入り!!
あなたは京都府に「18才以上の女性は、学生以外セーラー服を着用してはいけない」という条例があるのをご存じでしたか?
はい、風俗規制ですね。撮影は京都ではなかったが。
モデルさんは映像処理で修正しても40くらいの人であった。
ポーズとか表情とかね、もうスゴイの。プロ中のプロ!
あぁ、目尻にた〜んとシワさえなければ。
チチにもシワが入っていた。ああ、清楚なセーラー服からこぼれるシワチチ。
さし絵は室内で描けるけど、深まりゆく秋、山奥の廃校、寒い中どんどん脱いであえぐモデルさん。
もはや「わび・さび」の世界であったのか「デカダン」であったのかわからん。
セピア色の秋風のような(ものは言いよう)ヌードであった。
☆週のはじめに引いたタチの悪い風邪がまだなおりません。よくなったと思ったらぶりかえし。ドッコイと交互に咳合戦しております。みなさま、ご自愛くだされ。
私は知り合いのツテで、自動販売機売りのエロ本の仕事をしたことがある。
しかし、編集長が元文学派だったので、「半分エロ写真で半分文学」、やたら活字の多い「変なエロ本(笑)」だった。
「カストリ(3号でつぶれるとゆー業界用語)かな?」
と思っていたらなんとか4号まで出た。
非合法な業界の嬉しさは
「いつもニコニコ現金払い」
なことで、(普通は原稿を渡して、本になって、それから1ヶ月〜半年以上のところもあるし、支払いは銀行振り込みが多いのだが「手形」なんてときもある。契約より少ない額だったり、逃げられて0円だったりすることもある。)おまけに源泉徴収(1割引)もなし、という、描いたら即お米が買える、ありがたい商売だった。
「生きてくためには何でも描きます」
と看板を上げている、本当に貧乏なころで、おまけにうまいこと「文学派の読み物の」のポジションだったので、好き勝手やらせてもらった。(走る山手線の頭の上で抱きあってるリカちゃん人形とGI ジョーとか、水底を歩いているオタクのおにーさんと上半身人魚とか、ナンジャソリャ・笑)
「芸術はバクハツだ!」
の岡本タロサンの勢いであった。むこうは「岡崎京子ちゃん」(面識があるのでちゃん付け)が欲しかったらしいいけど無理。それは無理。
どこの出版社で内紛があったかしらないが、スタッフはみんなプロだった。
雑誌を立ち上げるノウハウというのは煩雑なものだが、その点はおみごとだった。
ハードはよかったのだ。
ただな、ソフトがな。私とかだもんな。
もっと悲惨なのは写真部門であった。
シティーホテルの1室を借りて、スタッフ全員機材持って・・・・忍び込みで撮影・・・という一流ホテル泣かせな迷惑行為をする予算もなく。
山奥の、廃校になった木造校舎にしのびこみ。
「魅惑のセーラー服ヌード」!!
ロケ地年期入り!
カメラマン年期入り!
スタッフ年期入り!
モデルさん年期入り!すごく年期入り!!
あなたは京都府に「18才以上の女性は、学生以外セーラー服を着用してはいけない」という条例があるのをご存じでしたか?
はい、風俗規制ですね。撮影は京都ではなかったが。
モデルさんは映像処理で修正しても40くらいの人であった。
ポーズとか表情とかね、もうスゴイの。プロ中のプロ!
あぁ、目尻にた〜んとシワさえなければ。
チチにもシワが入っていた。ああ、清楚なセーラー服からこぼれるシワチチ。
さし絵は室内で描けるけど、深まりゆく秋、山奥の廃校、寒い中どんどん脱いであえぐモデルさん。
もはや「わび・さび」の世界であったのか「デカダン」であったのかわからん。
セピア色の秋風のような(ものは言いよう)ヌードであった。
☆週のはじめに引いたタチの悪い風邪がまだなおりません。よくなったと思ったらぶりかえし。ドッコイと交互に咳合戦しております。みなさま、ご自愛くだされ。
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