メビウス千家2011年05月10日 18:22

NHK大河ドラマ「江(ごう)」にどっぷりハマッている。
(正しい日本人である・笑)
織田・豊臣・徳川の時代を描いているのでやたらめったら抹茶を飲むシーンが出てくる。
千利休役が石坂浩二さんだし。
多いときは一回に三度は出てくるのではないかな?
観ているとやたら抹茶が飲みたくなるんである。

さて、私はとある流派の免許皆伝である。
その名は「メビウス千家」。
「『裏』も『表』もあるモノか」の精神で二十年以上前に三人の漫画家とイラストレーターで勝手に結成された。
ようは見よう見まねである。ひどいときなんぞは立ってたてて立って飲む。座りっぱなしの徹夜仕事の合間の、姿勢と気分転換と、カフェイン補充である。
(カタギ時代の同僚Yさんは、戦国時代から続いている少数派「武家の茶道」の家元の生まれで、「ウチでは車座になって、女性も袴をはいて胡座をかいて飲むのが正式です」と言っていたが、お元気ですか?)

茶筅はいいのがある。茶杓も輪島塗りの「雪月花」がある。
しかし、茶碗が割れちゃったの。元は韓国のキムチ鉢。いい枯れ具合だったのだが。
マグカップで抹茶を…なんて無理!絶対無理!
で、探してきました「すぐにとける・楽々抹茶」スーパーで560円。
ダマにもならずさっと溶ける。スプーンでくるくる回して出来上がり。
これを飲みながら「江」を観る、あー、抹茶が美味い。

ただ困ったことがひとつ。
抹茶は湯で漉して入れるのではなく直接茶の葉を溶いて飲むので、カフェインが効いて夜目が冴えちゃうのだ。
仕方ないので夜中にドッコイのお弁当作り。まあ午・夜二食作っているので、おかずがちょっと凝ったものになる、というオマケ付きと思えば。
翌日眠い。

かにかくに罪作りな「江」と「抹茶」である。どちらも好きなだけに、罪の被せどころがない。困ったもんだ。