がきデカ2015年03月16日 18:01

「がきデカ選集」をAmazonで手に入れた。

実はこれには前後譚があって…

ある年、ある出版社の雑誌編集部の年賀状原稿の依頼を受けた私は、
「現金払いではなく、報酬は当社の出版物で」のひとことに
「では御社出版の、山上たつひこ選集の「がきデカ」が読みたいです」と申し出た。
(5千円相当なので)
しかし担当者は倉庫係にカオが効き、手を回して「山上たつひこ選集全部」をくれた。
(もちろん「光る風」も「快僧のざらし」もあった)総額2万近い大振る舞いである。
しかしそれを、後に生活苦のために売ってしまった。私は貧乏だった。
(売らずに手元に置いておけばどれほどの勉強になったか…)

私は「GB(ギターブック・TBSソニー出版)ヤマハ・ミュージックスクール4色4ページ」でデビューしたが、実業漫画一本槍で、いわゆる「商業誌」では、ずっと「イラストレーター」を続けていた。月刊誌(漫画)の表紙を描いていたこともある。
だが、どうしようもない器用貧乏、「商業誌」には作るお話が重すぎるのだ。

同時に手に入れた鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」で、実は
「『ドカベン』と『がきデカ』の原稿料に圧されて、収入少なかったんです」
という鴨川つばめさんの情報もキャッチ。
こちらは続編「ドラネコロック」まで持っているぞ。

布施明、スキ!2015年03月16日 21:48

布施明が好きだ。
「ラジオの時間」の『すっとぼけたプロデユーサー』の、そのまたエィディングの『曲のオチ』がたまらない。そうよ「千本ノッコ」はあなたのもの。
曲では「カルチェラタンの雪」が一番スキだ。(https://www.youtube.com/watch?v=C4WSP1rspBg
シンプルなスーツ姿なのに、間奏のあいだにスーツの衿がスッと立っている。
で、1番と2番の間のあいだにまたスッと衿が変わる。
さすがオリビア・ハッセーの元夫である。
ただね、「カルチェラタン」だとね、
「家へ帰ろう」じゃなくて
「部屋へ帰ろう」だと思うの。
あそこいらへん、アパルトマン街だと思うし。