今日で4年目2015年03月11日 01:24

みんな忘れちゃいけない「3.11『東日本大震災』のこと」を。

明けて今日は3・11の日2015年03月11日 01:57

まだたった4年前。
都心の会社に勤めていたドッコイ氏は、1泊会社泊まりして、帰って来たのでした。
私は画材で持っていたローソクを御近所に配って歩き、停電になった灰色の市街地を母の家へ。なにもかも灰色に暮れていった不思議な夕焼け。
備えなければなりません、常に。

式典が終わっても2015年03月11日 22:08

…1日違いで大空襲大と大震災だった事実は変わらない。
備えなければ、常に。
助け合わなければ、常に。

乳児の記憶2015年03月11日 22:39

私はまだ乳児だった。
薄黄緑色をミルクに解かしたような色の乳母車に、母に圧されて乗っていた。
母の日傘はあすきアイス色をもっと白く染めたような色で、あちこちに、刺繍で明けた花柄の穴が空いていた。
穴ごしに、杉やけやきの葉が見えた。
お日さまとその葉々野色越しに、私が観ていた世界は、不思議なことに「鳥獣戯画」なのである。
あるいは当時出た「岩波写真文庫」を見せてくれたのかもしれない。
生まれて初めての記憶は、ここから始まる。
幸せなことだ。
胎児の時にも母の呼びかけ、励ます声を聞いている。
本当に、幸せなことだ。