国語辞典2012年01月13日 13:58

…がないと生きて行けない。
こうしてカチャカチャやっている横に、鎮座ましましている。ページの間にコンパクト天眼鏡も挟んである。
ATOKの辞書機能だけでは全然アテにならないので、ひとつの文章を書くとき、最低3度はお世話になる。
とにかく物忘れは激しいわ世間知らずだわで、同じ所を何度もひく。
「階(きざはし)」とか「ゆくりなく」なんて、この半年で4回はひいているわ。
しまいには「何回ひいたか」だけ覚えていて、元の意味を忘れている。
そのくせ「魁・さきがけ」は漫画のタイトルで知っていたりする。でも手書きだと(今は実際ほとんど出来ないが)「魅力」の「魅」の字と間違えたりする。
なにはともあれ、やっぱり辞典は必要である。
今使っているのは岩波の「中辞典第六版」だが、先代は二版だった。しかしこの二版も、中学2年の時友人が描いてくれた「シャクトリムシのパラパラ漫画」がすみっこにあるので手放せないのである。(笑)
広辞苑は、スタジオをたたむとき、古いので古紙回収に出した。
重い物なので、地元の「文房具兼書店」で最新版を買うのと、引っ越しのタイミングとを、いま測っている真っ最中。
書店は八掛けで「利の薄い商い」なので、こういった大物は子供の頃から馴染みの店で買いたい。
本は読むわ文は書くわで、結局1日に一度も辞典をひかない日はまったくない。

私の作文は、こんなにも弱っちょろいのである。(苦笑)