白い犬…2013年08月28日 14:27

…尾も白い…
あぁ~今日も元気だ、、、。

友人のブログがとてもおもしろい。

http://tcd5m.blogspot.jp/
「課題、できた? 美術学校で教えながら、考えることあれこれ」

今回は迷惑メールH編なのだが…
「有閑マダムの逆援助交際」
それは
「小金はあるけど働く気のない後家さんの陰謀」
の話ではないのかな、と思ったり。
「やっぱり美人局(つつもたせ)でしょう~!」と思ったり。

彼女の文章は、いわゆるワハハ調ではないのだが。
切り口が斬新で、考えさせられることも多い。

オススメである。

羊皮紙2013年02月03日 06:46

日本における「羊皮紙研究」の第一人者、八木健治氏の講義を受けた。
(しかし徹夜に近いハンボラケであった。近所の薬局に寄ってカフェインドリンク飲んで。)
実物の羊皮紙や、それを製本したものを手で触れるという!
私はとにかく「紙」が好き、いままでお目にかかったことがない「羊皮紙」と聞いただけでカルチャースクールの「会員外」の用紙にサインしていた(笑)。
おもしろかった、最前列に陣取った甲斐があった。
前半1時間は羊皮紙の製造工程。
別に「羊」じゃなくてもいいのね、仔牛のもの、ヤギのものなどいろいろ見せてもらう。
皮から毛を剥ぎ、脂を抜いて(油汚れに強い「ジョイ」が最適とのこと。)木枠に引き張り一丁上がりである。
触らせてもらい、ペンは羽ペンだが、実際に使用するには羽毛のフサフサがじゃまで、剃って一本棒のようにして使用していたことなどなど、興味深い。
中休みにはヨーロッパ中世の祈祷書や五線譜ならぬ四線譜のイタリア修道院の聖歌隊楽譜など、じかに触れられる心踊るひととき。
しかし後半は画材談。同じだもん、日本画と。膠と岩絵の具、金箔。
羊皮紙の製本技術(リリュール)に話が行くかと思ったが、それはパスであった。
(私は一応、栃折久美子さんのリリュール技法の本を読んで、簡単な講習を受けて、文庫本をハードカバーにするくらいの製本はできるのだが。)
辰砂が高いのは日本も同じ、群青に緑青、貧乏な画学生の頃は手が出せなかったが、ああ、ヨーロッパでも高価なモノは高価なんですねー。
「辰砂なんて、1さじ3千円ですもんねー、同じ、おんなじ…おん…」(爆睡)
こっくりこっくり、先生にはホントに申し訳ないことをした。
が。
同じ講座が定期であったら、きっと受けるね、私は!(そして後半を取り戻すのさ、リリュールと一緒に。)

ほくろ(黒子)2011年11月06日 19:03

「これはほくろになるだろうな、というかさぶたがひとつ、腕にある。
場所が絶妙で、無意識のうちにカリッと引っ掻いてしまうのである。
引っ掻くごとに出血が増え、本日は圧迫止血10分。
たぶんほくろとして残るだろう。
二つ並んだほくろのちょうど中間点にあるので、私はやがて「オリオンの三つ星」を腕に持つことになる。

母が帯状疱疹で、だいぶん良くなったが、終着駅が鼻のてっぺんで、これは「いけない」と思いつつもつい触ってしまうものらしく、ぷっくりと丸くほくろになってしまった。
鼻先だけ見れば立派にグリム童話の「魔法使いのおばあさん」である。
父も晩年、下唇に丸いできものが出来ており、年を重ねると人体の細胞というものは「丸くまとまろう」とするのかもしれない。

ドッコイ氏も首の絶妙なところに小さなイボが出来、
「ねえ、イボコロリ塗っていい?」
と聞くたびに
「だめです。これはわたしの体の一部ですから。」
と拒絶され、ちぇー、ケチンボ!塗らせろやい。
(画像は昔の「イボコロリ」)

ほくろは「黒子」とも書く。
文楽や歌舞伎の、あの黒装束、黒頭巾のあの人たちである。

昔「復興日本美術院展(以下「院展」)で臼井義人さんという方が毎年「黒子」を描いていて、その初期の頃が好きだったのであるが、ここ10年、院展も全体的につまらなくなったので行っていない。
彼はまだ描いているのだろうか。

東京都美術館がまだワックスの香りの木の床の頃から(赤ん坊の頃からだが記憶にあるのは5歳くらいから)院展には毎年行っていて、安田靫彦先生の晩年の作や、真野満さん羽石光志さん、森田廣平さん吉田善彦さん、若手では林巧さんなどを観てきたわけだが、全員鬼籍に入られてしまった。
特に若い森田廣平さんの急逝と林功さんの中国での交通事故死は痛かった。
全体に前田青邨→平山郁夫(芸大学長)派閥が増えてから、院展は「優等生の作品」が多くなって、つまらなくなっていったように思う。
これも故人だが小松均さんのようなハチャメチャさの持ち主が消えていった。
つるんとした白い肌の、ほくろのない作品ばかり多くなった。

ひとつ増えるであろう、私のほくろ。
ドッコイ氏の小さなイボは、なるほど確かに「彼」という個性のひとつである。
ああ、でも私を誘う、塗りた~い、「イボコロリ」!(笑)