情景 ― 2020年05月07日 07:40
薄緑色の乳母車(今のベビーカーと違って対面式)に乗せられてわたしは母を見上げている。
母の片手にあずきミルク色の日傘、その遠くにけやき並木からちらちらもれる木漏れ日。
カラカラと車輪の回る音、母がなにか優しく話しかける声。
母の片手にあずきミルク色の日傘、その遠くにけやき並木からちらちらもれる木漏れ日。
カラカラと車輪の回る音、母がなにか優しく話しかける声。
「まんまる眼鏡の小柄なおばちゃんです。目だけが異様に輝いています。
今し方敵陣に切り込んで血刀下げて壕に帰ってきた『夜戦切り込み隊長』か『アメリカ大使館玉砕占領に向かうヴェトコン』です。会わない方がいいです。」
…実の兄貴にこの言われよう…(笑)
じゃ『血刀?』を『ペン』に換えたらどうなるの?というわけで、日常やら思い出やら考えた事やらを書いております。よろしくおつきあいください。
最近のコメント