妹・小ガマ子2013年06月10日 14:24

養母の家は庭が広く、なんでも適当に「描きたい木」を植えてしまったので、ちょっとした雑木林だった。
カブトムシ・カマキリ・トカゲ・カタツムリ、なんでもいたが、筆頭は「ガマガエルのガマ子」だった。
春さき、夕ご飯を届けにいくと、玄関の所にのしっと大きなカエルがいる。
養母は「今年も冬眠から醒めたかえ?これウチの子、ガマガエルのガマ子。」
「じゃ、私の妹?」
「そういうことになるかねえ。」
「じゃ、よろしくね、ガマ子。」
ガマ子は茂みの方にのしっのしっと歩いて行く。
そんな関係が何年あったろう。
家は取り壊され、植木も切られて更地になってしまった。
「ガマ子奥の森に逃げてたらいいな、しかしあの大きさは、いったい何歳だったのかしら?」
今は手放してしまった土地であるが、そのことが悔いだ。

さて、話変って我が家の財布はそろそろ革がくたびれてきた。
4ッ折り財布に小銭ジャラジャラで酷使したものな、いまさらすまなく思う。
が、同じのを探しても「3ッ仕切りに1ポケット」というのはなかなか見つからず、
「いっそ小銭はがま口にするか…」
と考え始めたとたん。

私たちは出会ってしまった。
もう値段なんていくらでもかまわない、
「これください!」と言って手に入れたのがこれ

「小ガマ子」
景気よく膨らんでいるでしょう?(笑)

じつはこれツメモノ。(笑)

話は前後するが大阪でデビューしました。
で、ホテル近くのコンビニでナイトキャップ(つまりは寝酒だ・笑~)買ったら…
おつり銭で引き当ててくれました昭和25年の「五円玉」(通称「筆五」)!
「日本国」がまだ「日本國」で、毛書体で「五円」って刻んであるの、これは「ギザ十」(ふちがギザギザの十円玉)よりも珍しい。
私は「シャネル」の「エルメス」の、これ見よがしにデザインの刻印しているの嫌いなのだが、小ガマ子は別格。
道具は大切に使うと魂が宿るという。
この子は2人目の妹である。
よろしくね、「小ガマ子」。


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