朝5時に読み終わった2013年04月29日 04:52

「あすか組」全27巻を2日間かけて再読。
いっとき登校拒否児だった私には重くもあり軽くもあり、いわば「ガス抜き」。
しかし連載中高口センセ、宝塚にハマッたり銀英伝にハマッたり、山口百恵やつみきみほ(なつかしいね)をモデルにしたり、歴史が分っていやはやナントモ(笑)。

藤姉さん2012年10月10日 00:17

私が藤姉さんの作品を好いているのは、絵にもストーリーにもどこかに「せつない」という情感を含んでいるからです。
というわけで、新刊「Gematria」に欣喜雀躍しているのは、日本中で私がナンバーワンでしょう!(うふふ)

村上たかしさん2012年07月29日 17:42

「星守る犬」(双葉社)が32版のヒット!村上たかしさん、よかったねー。ハローワークで「メダカの選別」してるより、やっぱりあなたは漫画家だ!(詳しくは西原理恵子さんの「人生画力対決3巻」にて!)
しかし「ナマケモノが見ていた」「ぱじ」とヒット飛ばしながら「メダカの選別士」って…。やっぱり食えないマンガ界…。
ロリコン漫画の大御所といわれながら、いま出家して「葬儀場専門僧侶」やってる人もいるしねえ……
長谷川町子先生の「姉妹社」さいとうたかお先生の「リイド社」植田まさしの「ホーム社」みたいに出版社持ってないとダメなんだろーか。
やなせたかし先生も「アンパンマン」でヒット飛ばすまで苦節70年だもんなあ…

やなせたかし先生は…2012年07月26日 05:45

どこから拾ってきたのか忘れちゃったけど、すごいッ!と思った発言
「『エロ漫画を描く人間は実際の性犯罪者!』という規制派の理屈を使うと、さいとうたかを先生はテロリストで、水木しげる先生は妖怪で、やなせたかし先生は小麦粉ということになってしまう。」
…おそれいりました(笑)

節分の季節がくるたびに2012年01月19日 18:43

毎年スーパーやコンビニで、子供のいる世帯のために豆を買う人に、いろんな種類の鬼の面がサービスで配られるのだが。
ひとつ「どう見ても赤塚不二夫さんのデザイン!!」というのがある。
それがこれ↑。
顔全体のフォルムといい鼻の下のひげといい、鉢巻きといい、彼は「バカボンのパパ」の親戚まちがいなし!
親が懐かしがるのか、子供が好むのか、これ、人気ですぐになくなっちゃう。

ぶらつき棒の高橋孟さん2011年06月01日 09:14

恥ずかしながら私は30になるまで「おんばひがさ」のことを、「お乳母・日傘」とは思わず「おんぶ日傘」のことだと信じていた。
上流階級の、あるいは素封家の子育ての事ね。(まあ、意味的には同じ事を考えていたわけだが)
しかし作家・田辺聖子さんは「星の王子様」の作者サン・テクジェペリを「サン・テクベジェリ」だと信じていたというし、田辺さんと組んでいい仕事をした(「ラーメン煮えたもごぞんじない」など)漫画家・高橋孟さんは「ぶっきら棒」を「ぶらつき棒」だと信じていたという。
「そういえば、オナゴにも使うなぁ。」
って、何とまちがえとったん(笑)。

高橋さんはもう亡くなったが、かつて関西漫画界の重鎮であった。
良い仕事をたくさんしたが、「東京」には弱かった。
何せ仕事で田辺さんと上京する新幹線の中で名刺を手書きしながら「ああ、どないしょう。」とぼやいていたのだから。
帰りの新幹線では「東京なんぞたいしたことないわな。」と、大阪が近づくにつれどんどん元気になったという逸話をのこしている。
ステキなお茶目さんであった。

この人の偉業は「海軍めしたき物語」「海軍めしたき総決算」を書いたことである。
軍艦霧島をかわ切りに、船を転々とし、主計課烹炊兵(炊事係)として、船の中で水兵、将校のごはんを作り続けていたのである。
萩尾望都先生も「まんがABC」で、「私は『海軍めしたき物語』を読むまで海軍にめしたきがいると知らなかった。」とちょこっと書いている。

Wikipediaにも「高橋孟」で出ているし、新潮文庫から「海軍めしたき物語」も出ている。
すごくおもしろい。船が沈没して、漂流中にサメに足を噛まれるなんて大変な体験も語られている。
機会があったらぜひオススメです。

「すえっ子台風」2011年02月26日 10:35

ついに1巻目だけ手に入れた。(上下2巻)。
300円。
これ甘損では4.500円が相場である。
昭和51年の出版である。講談社フレンドコミックス。
作者のあべりつこさんは、当時としては驚異的に絵が上手い。内容もいい。
確かちばてつやプロの秘蔵っ子と聞いた記憶がある。
バスケット部を中心とした青春漫画なのだが、心の機微も表情や構図構成、キャラクターの動きも、ものすごく上手い。
この人が何で埋もれてしまったか分からない。
2巻目と、「でっかいちゃんと集まれ」を探すことが目下の目標である。
「双子で片方はアンドロイド」という設定の作品もあったと思うのだがタイトルを失念してしまった。
しかし、おもしろい漫画って、時を超えておもしろいなあ。