ラップ越しのカニ2013年07月09日 19:21

ありがたいことに、父の代から親しくさせていただいている方からタラバガニが送られてきた。
…ところが、私は久々に離人感の発作の真っ最中。
目にするものなんでもラップ越し、というかガラス越し、というか水飴の中状態(あ、これ一番近い)。
で、冷蔵庫の中に上手く収まらないトンガリ部分はお昼にいただいたワケだが。
美味い!でも気合い入れないとモノクロ寸前の色彩である。
「カニは赤いから、赤いから、赤いから~~~っ!」
と気合いを入れて食べた。
デザートに食べたソルダムは、逆に深紅が目に痛く、
「これは果物だからっ!果物だから~~~っ!」
と自分に言い聞かせて食す。
全部ラップの向うの物語である。
ああ、リアル感覚で食べたかった!タラバガニや~~~~~いッ!
晩にドッコイが帰ってきたら食べてもらって、残りは蟹雑炊でリベンジッ!
「カニは赤いぞ~!カニは美味いぞ~!」と自分に言い聞かせつつ。