おことわり2030年03月15日 02:00

此処に書いた文章はすべて
「UFO文學・須磨の浦華子」に著作権があります。
無断転載は堅くお断りします。
発覚した場合は訴えます。

いや、実際やられたんです。
人の文章を寄せ集めて、広告料で収入受けている人。

エッセイはいずれダイジェストで「UFO文學」に載ります。
(オマケエッセイ付き、挿絵付き)
それまで待って下さい。

抜刀質店

やはり今書いておいたほうが良いと判断したので、10/17の「島耕作」についてちょっと。2024年10月23日 21:39

今月17日発売の「モーニング」、人気漫画「社外取締役島耕作」で、辺野古付近の女性の「基地反対派の抗議運動はアルバイトでやっているひとがたくさんいる。私も日当いくらで雇われた」というセリフが問題となっている。

私も一応漫画関係者だったので一言。

よりにもよって日本で一番大手・老舗出版社の講談社、トップ漫画家弘兼憲史氏の画業50周年特集号に掲載で、21日には作者・編集部連名で「軽率な判断だった」と表明。
しかし作品は多くの人の目に触れてしまったあと。

「沖縄の基地問題」というのは、賛成派・反対派が対立し、フェイクが飛び交う非常に微妙な問題である。
沖縄行っておなじ日付の「琉球新報」と「沖縄タイムス」並べて読むと、はっきりいって「沖縄県南北戦争状態」なのがよく分かる。
何であれ「フェイク」というものは、一度出てしまうと完全消去できないもの、どこまでも・いつまでも広まってしまうのが怖い。
今は口伝ではなくSNS拡散なので、「人の噂も75日」とはいかない。


「島耕作」はフィクション・漫画である。
フィクションだからこそ、その中に「現実の辺野古」の、実証が取れないことを織り込まれると、読者はたやすく「事実」と信じてしまう。
漫画は絵と文字(セリフ・モノローグ)+コマ割りによる画面展開で、「総合的に読者にアピールするパワー」を持つ表現形態だ。

漫画家はその責任を忘れてはならない。

しかしまあ、呆れ果てたのは「弘兼氏、現在『防衛省・広報アドバイザー』で、しかもただいま日本『総選挙真っ最中』~!(笑)」ということ。

(…う~ん、これってナンだかな~。いいのかしら?)

一切意図はない、とおっしゃりたいみたいだけど…(苦笑)

まぁ、「今月『17』日発売」で5日後に謝罪って、速攻!

ナニがナンだか、ホントにもう~…

「裏は花色木綿」の大谷スーツ(笑)2024年07月17日 15:59

ぼんやりテレビ見てたら、あ、今日アメリカ「野球祭り」の日か。
で、大谷選手が茶のスーツの裏地をちょいと見せたら、
あらまあ「愛犬柄」。

裏地に凝るなんてイナセな人ね、落語の「裏は花色木綿」思い出しちゃった~♪

って、ことは、大谷さんちは「盗まれたタンスの裏もデコピン柄」(笑)

あまりにも有名な落語ネタでタイトル忘れちゃった。
ご存じの方、お教えください。

(たぶん圓生師匠か志ん朝師匠で聞いたと思ったんだけど…)

長屋ならぬ「団地の花見」2024年03月27日 19:20

ウチからちょっとの団地内に「福島・三春の滝桜」の子孫が。
樹齢何歳なのかは知らないが、なかなか立派。
小高い丘の上、眼の前道路予定地で広々しているので「一本桜」としてすごく絵になる。
去年初めて見たが、スマホやカメラ構えた人で満員御礼。
しかし地元お年寄り衆はしっかり「お花見宴会」もしているそうで…(笑)

団地は街路樹・植え込みはじめ、一戸建て住宅街よりずっと樹木が多い。
桜も結構ある。
古い団地だとかなりの大木で、サッカーグラウンド脇の数本は、ベンチあり、根元の芝生にシート敷くも良しの「お花見特等席」。
リタイア組のおじいちゃんたちが缶ビールとお惣菜持ち寄って、毎年のんびりひなたぼっこ宴会してる♪

おじいちゃんの「昼飲みお花見」が終わると、下校途中の高校生がペットボトルにお菓子で「お花見お茶会」。
夜は会社帰りの人が「夜桜の通り抜け」。
朝が来ると「早朝ウォーキングみなさんのお花見」と、団地の花見は4交代制。

流行り言葉で言うと「コスパの良いお花見」ってことかしら?(笑)

虎の穴柔道場2024年03月24日 11:12

ちょっと離れた街道筋に柔道場オープン。

入口脇の壁画がなぜか「柔道着姿の丸刈りさんが虎を一本背負い」の図。

ということで夫・ドッコイ氏と「加藤清正・虎退治柔道場」と命名(笑)

…しかし「入門したら稽古相手が虎でした」ってのはヤだわ。

「虎の穴柔道場」の方がイイかしら…?

「『戦』略広報課」っておっしゃられましても…ねえ…2024年03月21日 23:12

「東京都庁戦略広報課」からお知らせが来たのだけれども、「戦略諜報課」と読み間違えてギョッ!(苦笑)
いいかげん「戦略」って言葉やめてくれませんか?
「戦」って文字使うの、「家族そろって歌合戦」とか、それくらいにしといてほしいの…

ちなみにお知らせは「親子で行く楽しい東京スポット」でした。

どこが「戦略」よ…

小春日和2023年11月24日 22:11

明日には年末並みの寒波が来るそうだが、ウチの町小春日和。
「あ~いいお天気~♪」
と郵便局の出口でのびしたら、歩いてきた紳士に
「本当に、雲ひとつありませんなぁ」
と話しかけられてしまった。
お天気談義に花咲かせて、こんどは坂道で杖付き同士おばあさんとすれ違って、明日からの寒波がコワイともうひと花おしゃべり。
行きつけの調剤薬局にダブって買ってしまった「サザエさん・秋号」待合コーナーに置いてくれませんか?と持っていったら薬剤師さんたちに
「いや~、これは懐かしい!」
とお礼を言われワイワイ、小春日和はなんだかみんな「おしゃべりを楽しみたいモード」でにぎやか。

高齢者の町は、心開けばみんなとても人懐っこい♪

「お年頃」は「バウムクーヘン」2023年11月15日 18:45

中川なんとかさん(ごめん、良く知らないの)という芸能界の人が
「おばさんだし」の「~だし」はもうヤメにしましょう!
というような事を言ったらしい。
「年齢は『レベル』です」と。

ま、そうよね。
「〜だし」さえつかなきゃ「おばさん」は
「経験豊富、『人間としての年輪太い』わよ♪」
ってことなので良いのでは?
フランスじゃ「年上女性」ほどモテるっていうし。
マクロンの年の差婚を見よ!

まあ、日本は「若いオンナノコ」好みの国ではあるわな。
江戸文学には「はたちババア」というセリフがあってビックリしちゃうんだけど…(笑)
光源氏の正妻は「紫の上」ちゃんだしな。

歌舞伎町でホス狂いして体売ってる十代のお嬢さんらが、いきなり
「やっぱり女は『おばさん』よね、あぁ早く40過ぎになりたい!」
って言い出したら、そりゃ大革命だと思うわー。
来ないかな、そんな日…

トー横でODやって
「十代で自殺したい~…」
ってトロンとした目でうそぶいてる娘さん、人間生きちゃうと、そう簡単には死ねないもんですよ。

とにかく
「生きてみて初めて分かること」
って、後からどんどん湧いて出てくるもんです。
それを無視して「偽物の若さ」を無理やり演じるより、しっかり自分の「財産」にして生きたほうが自然だし楽だと思う。
腰のクビレは無くなっても「座持ちのするおばさん」ってかなりHP/MP高いわよ。
ラスボスだってKOかもね〜(笑)

Almost no Guard ?「見守りめおと地蔵」なるか?(笑)2023年11月07日 19:33

強風だわ土砂降りだわで、朝はとんでもなかったウチの近辺だが、あらら、昼にはカラリと晴れて風も収まった。秋の嵐ってやっちゃね。

で少し先のセンターに、「市役所分室」「図書館分館」「郵便局」「クリニック」と用事が重なっていたのでテコテコと出かけた。
バスから降りて歩きだしたら、向こうから小柄なおばあさま…
…がニッコリ。こちらもニッコリ。

「こんにちは、本当に気持ちの良い良いお天気で…」
で、立ち止まっておしゃべりが始まって、秋の季節を愛で合う会話。
人懐っこい方なのか、あるいは「ご近所の誰かとカン違い」か?(高齢者地帯ではありがちなんだわさ、これ)
「でね、わたくしとっても腰が痛くって…」
え!?で、立ち止まっちゃったんですか!?(これもありがち以下同文)
「そりゃいけません、そこのクリニックまで、お荷物持ちましょうか?歩けますか?人呼びますか?」
「いえね、今もコルセットをこうガッチリ…夫は冷たいんですよ『年のせい!』の一言で…」
「はあ、ほう、はあ…」
合いの手入れて聞きつつ、激痛で顔が青ざめてはいないようだな…なんてチェック入れてたら、
「で、あっちの郵便局に用がありますの。お話できて楽しかったわ~」
あ、腰痛いんで一服したかっただけなんですね、ヨカッタ…

で、「ごめんください」「ごきげんよう」「お気をつけて」で別れた。

その足でクリニック行って、今度は待合ベンチでメガネのおばあさまとおしゃべり。
青森・津軽の人で、なんと舞の海の故郷「鰺ヶ沢」お家は漁師さん。
「NHK鶴瓶の家族に乾杯」で鰺ヶ沢やってましたね~、ってところから話題がハズんで、この季節はタラ、それとタラコ、あと鮭が旬、サメはアブラザメがたくさん捕れるけれど「星ザメ」というのがとびっきり美味しくてめずらしくて
「漁師同士で取り合いするくらいの美味しさなのよ~♪」
なんて「津軽とびっきりグルメ情報」まで聞いちゃった。

津軽にはアマチュアカメラマンの知り合いが住んでいるので、いっぺん行ってみたい所なんだけど、これは地元の居酒屋かお寿司屋さんでゼッタイ注文しなくちゃね♪

以前も書いたけれど、私ほんとにお年寄りに「馴染みが良い」んだわ。
どうにもこうにも「気さくに話しかけやすいタイプ」らしい。
信号待ちで出会ったご夫婦に、散歩途中で摘んできたスミレの花束もらっちゃったり。
86才のおじいさまには、病院の待合室で会って1時間でプロポーズされたこともあったな(笑…「来世生まれ変わったら結婚して下さい!」とのことだったので謹んでお受けいたしましたともさ)

母の話では、もうご近所デビューした幼い頃から「無敵状態」だったそうだから、なにか「ついてる体質」なのかもしれない。小学校でも女子校でも「おじいちゃん先生キラー」とアダ名されたもんだし。(戦前に教職取った世代が、ぎりぎり現役か講師でいた時代なんだわさ)
夫・ドッコイ氏に言わせると、私、お年寄りの前では
「Almost no Guard 」
の状態になるらしい。
ドッコイ氏もこの体質(性格?)で、高齢住人だらけのご町内の役員としてなんだかとっても重宝されているようだし。

なんだか私達夫婦は、このご町内の「見守りめおと地蔵」となりつつあるのかもしれない…
なんか、それって楽しいかも…

ドッコイ氏退院!2023年06月02日 17:20

なんとドッコイ氏、もう退院。
心臓の場合平均入院日数は2ヶ月超える、とも言われているし、覚悟していたのだが、「最短で…」と医師に言われた予定より更に1周間早い「スピード退院」である。
本人も私も、何より担当してくれた医師がビックリしている。
ハッキリ言われた。
「色々調べたのですが、医学的に説明つきません」

ドッコイ氏、入院したときの心臓カテーテル手術画像では、ばっちり「動脈瘤があります」
だった。
私の世代で「動脈瘤」といえば石原裕次郎である。
破裂したら死んじゃう可能性大。
ので、「入院中に『動脈瘤破裂』なんてことになったら、私、未亡人になっちゃうのね」と、覚悟を決めた。
…のだが。
途中経過説明を受けたら、なんと
「動脈瘤、なぜか自分から小さくなっています」
「血管が詰まったところに動脈瘤という『血液のため池』が出来たので、そこから詰まった先の血管に血液が少しづつ流れていて、心臓の筋肉が生きています。血管が詰まった先の筋肉が死んじゃうのが『心筋梗塞』なんですが…なんでなのか…」
入院した時点で
「この先動脈瘤を切除する手術をしなけらばいけなくなるかもしれなくて、その場合入院は延びます」
と告げられていたのだが、
「これなら1週間早く退院しても大丈夫です」
まあ。
で、退院前日に最後の説明があったのだが、
「血液のつまりがとれて、その先の血管も復活しました。病名は『心筋梗塞』で間違いないのですが、心臓の筋肉ほとんど『ノーダメージ』というめずらしいケースです。医師が集まっていろいろ分析したのですが、なんでこうなったのか理屈では説明つきません」
医学用語では「奇跡」という表現はないが、担当の若い女医先生、たぶんおなかの中ではそう思ってるんだろうなあ…というカンジ。

まあ、塩分制限とか毎日の薬が増えたりとか定期的検査とか、今後いろいろあるのではあるが、ひっくり返っちゃったときの
「いったいどうしよう?」
は無事解決、ということで
「メデタシメデタシ」
なのであった。
お騒がせしました。