ああ、家庭内遭難 ― 2015年08月01日 05:31
クラッと目まいがしたのだ。
パッと近くの家具に身をゆだねたのだ。
それが安いDVDラックとは。
テーブルに斜めにかかり、私は「家庭内遭難」した
ドッコイ氏は仕事で帰れないという。
私は人生観変わった。
塩すら差し入れに来られない酷暑の内。
待つこと数時間。
飲水と排泄は自由とは言え、人間気が狂う。
バカ力でラックを引き上げ、通路が後追ったそのとき。
「助かった!」と思うと同時に
「ナゼ助けに来てくれなかったんだ~~~~~!!!!」
という憎しみも沸いてきた。
徒歩三十分の職場である。
アルバイトの身でなぜ抜けられなかったか。
疑問は深まる一方である。
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