ハチ公物語2011年09月06日 17:43

いきなり1987年制作のファミリー映画の話で申し訳ないのだが。
友人は確かに見たという。
ハチが左斜め45度で飛んでゆくのを。
これは密林でレンタルビデオ崩れで1円になった「ハチ公物語」を買って確かめるしかない。
わー、加藤嘉さん、殿山泰司さん、浦辺粂子さん、山城新伍さん、菅井きんさん、懐かしい名優勢揃いである。
書生役は尾美としのりさんだし、お手伝いさんは片桐はいりさんだし、主役は仲代達矢さん、その妻に八千草薫さん、何て豪華なキャストなの。
原作と脚本が新藤兼人さんだし。
しかし、秋田から渋谷までチッキで運ばれてくるハチは生後2ヶ月にしちゃでかすぎるんである。
何かの事情で撮影遅れたのね。

は、さておき。
友人はこの心温まるファミリー映画のラストシーン、ハチ公が死を迎えるとき、幻でご主人様が帰ってくるのを見る、そのときに嬉しさのあまり飛びつく、その角度が左斜め45度だったと言うんである。
「投げたのよ!」

こういったバカバカしいことには俄然興味がわく私である。
実際に手に入れました、見ました。
おお、ハチが雪吹きすさぶ渋谷駅の前で力尽きて伏せて、それでもご主人様の帰りを待っているぞ。
と、そこへ幻の仲代達矢、おもわず駆け寄り飛びつくハチ!

左45度ではなかった。しかし、飛びついたらみょ~んと体伸びますよね。

下半身丸まって防御の態勢。こんなポーズじゃ飛びつけないよー。

結局「スタッフがかかえて投げた神話」は覆されなかったのデシタ。(笑)

しかし、駅前の焼き鳥屋台の奥さん役、加藤登紀子さんは上手いなあ。
「居酒屋挑治」のときもそうだけど、好きだわ、わたしゃ。

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