台所太平記2011年03月22日 02:55

震災以来ドッコイの出勤時間が1時間早くなったので、一緒ではなくタッチ交代で睡眠をとるようにしている。
まず私が早寝して、夜ふけにドッコイとタッチ交代。
その間に午夕の弁当をこしらえて、朝食の支度をして、明け方ドッコイが起きてきて出勤してからまた眠る、という変則スケジュールである。
正直言って、眠りを2回に分けるのはキツイ。
しかし、会社そばのナチュラルローソンの入荷が保証されない限り、ふつうの市販の弁当では糖尿病のドッコイはだめなのだ。
これをカチャカチャやっている間も、キッチンタイマー片手に山芋とニンジンの煮っ転がしと、豚肉のしょうが焼きのしこみの真っ最中である。
朝ご飯はパンにしよう(ようやっと出回るようになった)、牛乳はまだ手に入らないからカフェオレは無理。ベーコンエッグにシメジのソテーを添えよう。ブロッコリーも茹でておいたから食べてもらおう。タラコと糸コンの煮つけも出そう。
こんな風に、真夜中に集中して1日のメニューを組み立ててしまうんである。
頭の中はぐるんぐるんである。
しかも私は夕食を、母のボケ防止のため実家で食べるから、メニューの組み立ては本当に難しい。
指の痙攣があるからまだ細かい包丁仕事はできず、「ぶった切り料理」である。
とりあず、それでも3食作れるからまだ良い。
本来は、糖尿病の為にはこれが一番いいのだと分かってはいるけれども、こと調理に関しては突然思考が停止するときがあって困りもんである。
なんとかこれを続けたい。
(タイトルは獅子文六先生からイタダキマシタ・笑)

コメント

_ 抜刀本人 ― 2011年03月23日 05:29

すいません、獅子文六ではなく谷崎潤一郎センセイでした。

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