オスカー(オスカル)好きなの2009年11月11日 12:39

ここ数日Googleのトップは「セサミストリート40周年記念」でカラフルであった。たいがいが1日トップ替えの中で数日連続というのはめずらしい。

私は、言っちゃなんだが「セサミっ子」第一世代である。
日本での放映半年目、小2から大学に行くまでず〜っと観ていた。
(しかしその半年の空白に、愛しいジュリー・アンドリュースやピート・シガーは出演しちゃっているので、不運と言えば不運だな。)
テキストも買っていたし、カラーイラストを描いて送ったら、口絵にB5で載せてもらったこともある。(とっておいたのだが引っ越し騒ぎでどこかへいってしまった)

しかし私は英語が全然分からない。テキスト(日英対訳)の「日本語の方」しか読んでなかったからだな。字幕もなかったし。でも発音はいいよ。「今何時?」を「掘った芋いじるな。」って言えるもん。私がただ観ていたのは、セサミの色や造形や世界観だけだった。「英語のお勉強」なんて微塵も思わなんだ。
オトナとなった今は
「アーニーとバートは半地下室にふたりこもって暮らしてて、これは人種の違うゲイのカップルではないだろうか〜?」
なんて深読みのココロも持てるのだが(笑)。

私が一番好きだったのは、ゴミ缶の中に暮らしていたひねくれ者のオスカーである。(あのゴミ缶は出入り口で、地下にはビリヤード室まであるらしい)聞き分けの良いビッグバードやグローバーより、少数派が好きだ。(あ、でもエンターテイメント性の高いカーミットは好き)

そう少数派でオスカーとお聞きになってピンとおきたあなた、もうお気づきですね。池田先生の「ベルばらブーム」の時は(小学校のクラスで廻し読み)男装の麗人オスカルが好きだったし、萩尾先生の(あ、「先生」と呼ぶのは20年間マンガ家やってた職業病だから気にしないで)作品では「トーマの心臓」「訪問者」の、みんなより1才年上でちょっと不良なオスカー・ライザーが大好きだ。
私は小学1年のとき「左利きで、女の子なのに黒いランドセルで、脚が悪かった」ので少数派が好きなのだ。

誰か私に「少数派のオスカー」が主人公の作品をお与えください。(笑)

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