フレンチブルー20092009年11月06日 23:32

11月1日。長野県車山高原で開催される「フレンチ・ブルー」に行ってきました。(ホントだったら「田中公平30周年コンサート」に行ってたんだけどね、チケット取り合戦に負けたのさ。待つぞDVD化。)
車山はこの季節はおひまなスキー場ですが、この日(正確には31・1の2日間)は、日本でフランス車に乗っている人たちが大集合、その数約千台!

・・・・・迷子になりました。

お昼は会場へ出店していたフレンチの店でパリジャンのハムサンドとチーズカナッペ(ゴルゴンゾーラとブリーとパテ)。
こういうときには誘惑に負けそうになるのですが、ありがたいことに車のオフなのでなかったよ、ワイン(笑)。
大笑いだったのが「抽選・2CV(ドゥセーヴォー・クラリスが乗ってた、あれです)の『丸っぱぎ会』」!!
もう古い車なんで、みんな替えの部品確保に苦労するんですね。
で、壊れた2CVを一台、どんどん分解しながら、
「ハイ、ワイパー欲しい人ー!」
「ハイ、バックミラー欲しい人ー!」
と、「ターヘル・アナトミア」して行っちゃうんですね〜、すごい人だかり。

3時頃いきなりものすごい雨が降ってきたのでビンゴ大会に後ろ髪引かれつつ帰って参りました。
ああ、楽しかったけど疲れたー(年甲斐もなく徹夜したせい)
あ、これはウチの車のステッカーです。秋でおます。

オスカー(オスカル)好きなの2009年11月11日 12:39

ここ数日Googleのトップは「セサミストリート40周年記念」でカラフルであった。たいがいが1日トップ替えの中で数日連続というのはめずらしい。

私は、言っちゃなんだが「セサミっ子」第一世代である。
日本での放映半年目、小2から大学に行くまでず〜っと観ていた。
(しかしその半年の空白に、愛しいジュリー・アンドリュースやピート・シガーは出演しちゃっているので、不運と言えば不運だな。)
テキストも買っていたし、カラーイラストを描いて送ったら、口絵にB5で載せてもらったこともある。(とっておいたのだが引っ越し騒ぎでどこかへいってしまった)

しかし私は英語が全然分からない。テキスト(日英対訳)の「日本語の方」しか読んでなかったからだな。字幕もなかったし。でも発音はいいよ。「今何時?」を「掘った芋いじるな。」って言えるもん。私がただ観ていたのは、セサミの色や造形や世界観だけだった。「英語のお勉強」なんて微塵も思わなんだ。
オトナとなった今は
「アーニーとバートは半地下室にふたりこもって暮らしてて、これは人種の違うゲイのカップルではないだろうか〜?」
なんて深読みのココロも持てるのだが(笑)。

私が一番好きだったのは、ゴミ缶の中に暮らしていたひねくれ者のオスカーである。(あのゴミ缶は出入り口で、地下にはビリヤード室まであるらしい)聞き分けの良いビッグバードやグローバーより、少数派が好きだ。(あ、でもエンターテイメント性の高いカーミットは好き)

そう少数派でオスカーとお聞きになってピンとおきたあなた、もうお気づきですね。池田先生の「ベルばらブーム」の時は(小学校のクラスで廻し読み)男装の麗人オスカルが好きだったし、萩尾先生の(あ、「先生」と呼ぶのは20年間マンガ家やってた職業病だから気にしないで)作品では「トーマの心臓」「訪問者」の、みんなより1才年上でちょっと不良なオスカー・ライザーが大好きだ。
私は小学1年のとき「左利きで、女の子なのに黒いランドセルで、脚が悪かった」ので少数派が好きなのだ。

誰か私に「少数派のオスカー」が主人公の作品をお与えください。(笑)

ああ千歳飴2009年11月13日 15:24

さて七五三シーズン、あなたはもう不二家のミルキー千歳飴、なめられましたか?
千葉の方では結婚式場で、親族集めて大々的に祝うのが流行りだそうで、在住の幼なじみが
「そんな散財できん。」
と言っておりました。いいんじゃないかな、奥さん高知出身で、別に千葉に親戚がいるでもなし。「ひとりっ子政策」で子供は「小王子」な中国でもなし。

母の記憶によると私が七五三を祝ったのは3才だけだそうで、父の実家、向島の写真館で撮った写真がのこっている。(写真館のアメ袋は、子供の背丈や本数でグニャっとしないように、折った新聞紙がはいってるんですぜ、知ってました?)ミルキー千歳飴の袋(今も変わらないデザイン)を持って、あらら身長が足りないんで袋が床についてるよ。あの袋、どうせアメの1・5倍がとこもある必要はなくて、子供がお引きずりしないように短くしてもいいんじゃないですかね。
7歳の時は「学校があるから行かない」と拒んだそうで(記憶にナッシング!)
私の七五三は3才1回きりらしい。

「七五三は神社」が常識だけど、熱心な仏教信徒の場合どうなるのでしょう。きっとやるんだろうな、カトリックには「子供のすこやかな成長を祈るミサ」というのがあって、神父さんが祝福した千歳飴をくれますし。
仏教系幼稚園はクリスマスを「もみの木まつり」としてやってるもんね。

さて、これを書きながら私は不二家のミルキー千歳飴をなめております。
だってこの時期だけだもん、ハードタイプのミルキーが出回るのは。
私はミルキーが好きで、アメもチョコレートも、「塩ミルキー」なんてのもなめるよ。(季節限定マンゴーミルキーと黒糖ミルキーは失敗作だと思うけど、いちごミルキーはけっこういけたな。)
ハードタイプのミルキーは美味しいので、いつもこの時期少し多めに買う。
不二家もいっそ年に1ヶ月しか稼働しない千歳飴マシーンを眠らせておかないで、金太郎アメを切るような装置を先端において「ハードタイプ・ポコちゃんミルキー・千歳飴の味わいをアゲイン!」ってのを発売してくれないものだろうか。けっこう大人も千歳飴ミルキー買ってるの見るたび、そう思う。

ちょうどなめ終わったので、おしまい。(笑)

結婚記念日2009年11月15日 05:50

昨日は結婚15年記念日の前倒しでドッコイと日比谷へ舞台を観に行ってきました。
ミュージカル「グレイ・ガーデンズ」です。
子役がふたり、どこかの児童劇団から出ていて、土曜なので同じ劇団員の女の子達がママに引率されて大勢見学に来ていました。全員インフルエンザ対策でマスク着用なので一目瞭然。しかし私たちの座ったS席1万1千円に、割引はあったかも知れないけど母ひとり子供3人で4万4千円。「ステージママってお金なけりゃやっていけないわ」と悟りましたね、もう。

さて「グレイ・ガーデンズ」、森繁さんが亡くなってニュース延長で、草笛さんのドキュメンタリーが今週に延びております。録画しよっと。
18列目だけどど真ん中の席で、ああ、オペラグラス持って行けば良かった。
一幕では母役、二幕では娘役の大竹しのぶさんが歌う歌う。まあ彼女の歌は阿久悠さんの「みかん」以来なので安心して観ていられましたが。
草笛さんも戦後ミュージカル第1世代の面目躍如。
二幕目!!あの衣装で来るか!あのやり取りで来るか!あのオチできめるか!
私は涙もろいんでちょっと泣きました。
ドッコイは
「わたしと宮本亜門さんは相性がよろしくないみたいです。」
とは言っていましたが。でも女優さんの上手さに結構楽しんでいたみたい。

大竹しのぶさんは、以前「喪服の似合うエレクトラ」で電話予約に2時間半で敗北したあげく、友人にネットオークションに流れたチケットの代金を調べてもらい、泣く泣くあきらめた、という経験があり、生で観るのは2度目です。
前回は最前列の一番はしっこで、野田秀樹の投げた座布団がエスコートしてくださった方の顔面を直撃!というハプニングがあり、なんと大竹さんと野田さんにアドリブで土下座させまくる(しかも目の前)というおいしい出来事がありました。いいの、大竹さんだから。朝のNHK連ドラに始まり、「男女7人」の夏も秋も持ってるし「人の不幸は蜜の味」も持ってるし、実生活がなんだろうと「大竹さんだから」いいの。二幕目がどんなキテレツな衣装でも(ビックリはしたけど!・笑)いいの。

結婚15年。いろいろいっぱいありました。
借金だ・貧乏だ・大ケガだ・病気だ・家出だ・戦争だ〜(湾岸戦争にもイラク戦争にもしっかり巻き込まれているドッコイ。(この「当たり運」だと「年末ジャンボ」3枚買ったら3枚とも「一等前後賞」かもしれない)といろいろありましたが。
確実に断言できるのは、お互いがお互いを15年前より大切に、かけがえのない存在に思っていることです。
(15年前の若さと無鉄砲はもうないけどな・笑。)

さて、来年の結婚記念日は何を楽しみましょうか。

月影先生!2009年11月17日 13:07

今現在バストショットで観ると私の髪は「ガラスの仮面の月影先生」そっくりである。髪質くせっ毛&みごとにまっ黒だもんね。重く見えるのでカットするか、少しブリーチするか悩んでいたのだが、このまま「月影先生まっしぐら!(笑)」というテもあるか〜。
ただ衣装がね(笑)、難しいのよ!(笑)

根三つ葉や〜い2009年11月18日 15:25

根三つ葉の旬が何月頃なのかどうしても覚えられない。
で、八百屋で出くわすと
「あー!もう出てる!」
とあわてるハメになる。根三つ葉は美味しい。根っこまで美味しい。
上はざっと湯がいて水にさらしてしぼって、これまた湯がいて細くさいたトリのササミと、おしょうゆと「味の素」(これ肝心)であえて、おひたしにする。

お楽しみはこれからだ。

泥つき根っこを冷たい水道水でぴいぴいいいながらきれいに洗って水気を切って、ごま油と砂糖とおしょうゆと鷹の爪できんぴらに煎り煮にするんである。
もちろん1ワあたりから作れる量は少ない。
でも、三つ葉の香りがして噛みごたえがあって、おいしいの。
これをドッコイの弁当におかずとしていれることが出来た年は、なんだか
「やったぜ!」
という爽快感があるんである。

水の冷たい季節、としか覚えていないうえに、ちょっと品揃えのいい八百屋さんでしか扱っていない(高くはないのだが)ので、
「ああ、今年も食べられなかった〜。」
な年が続いている。
こんどこそ!なのである。

続・ミセス・ジョンソンと走ろう!2009年11月19日 19:27

以前書いたカーナビ「ミセス・ジョンソン」は、あいかわらず「持って生まれたチャーミングな方向オンチ」を発揮して(この機種使っている人の間では有名らしい)ドッコイを翻弄しておるのだが、こないだ乗ったら、いきなりさわやかな青年の声で「さぁ!キミもボクと一緒に走らないか!?」と英語できたもんだ。
どうやらミセス・ジョンソンは姉さん女房で、夫のミスター・ジョンソンは「ビューティフル・サンデー」のように(年バレネタ)さわやかな、明るい声の持ち主だったのである。多分ハンサム。
ドッコイは
「いや、たまには気分を変えようかなと思って・・・」
とぬかしよるのだが、右横にドッコイとミスター・ジョンソン、ふたりのハンサム並べられるこっちの身にもなってみんしゃい!(一応ドッコイの立場を考えて、さりげなくのろけとく)
ミスター・ジョンソンの声は「学園青春ドラマの熱血教師」のように聞こえるのだ。腰骨にくるのだ(笑)。
速攻ミセス・ジョンソンに戻してもらった。彼女が一番落ち着くからね。
いっそ天才バカボンのパパの声で
「2百メートル先を右折なのだ、これでいいのだ。」
というよーな機能の、声優カーナビを作ってはもらえないか。
どうか「サクラ大戦2」のキャラでお願いします(笑)。
(ドッコイはすみれさんの隠れファンらしいので、ドライブは「オーホッホッホッホ!」とにぎやかでしょう。)

獺祭図(だっさいず)2009年11月22日 21:21

ロマネスクあたりの静物画によくありますね、食べ物(果物とか魚とか)をてんこ盛りして、写真のように、いや、写真以上に美味しそうに描いたの。
獺(かわうそ)には、獲った獲物を一カ所にまとめおく習慣があって、「まあ、まるでかわうそのお祭りみたいね。」とどこかの王家のむすめさんが言ったのだろう「獺祭図」という。

ハイ、我が家の「獺祭図」、もうすぐドッコイがカンボジア行きなので、(しかもいつ帰国するか分からないので)クリスマスと大晦日のアメ横みたいに、高級スーパーに行って参りました。上から「ポラール母さん印のモンサンミッシェル(フランスの江ノ島)バターサブレ」、「まあ!どこの室内栽培かしら、あったよ『根三つ葉』!」「とっても辛いであろうタイのグリーンカレーヌードル」「ベトナムのインスタントラーメン海鮮味」「干し芋」「ロイヤルコペン風缶入りクッキー」でございます。
こないだ話題にしたばかりの「根三つ葉」には驚きました。
売り場にも2ワしかなかったのですが。トリのササミも買ってきました。
もうすぐ(今週)行っちゃうドッコイに食べさせてあげなければ!!

根三つ葉の「根っこのキンピラ」2009年11月24日 01:49

作りました。
出来ました。

・・・・・・・

なんかものたりなーい!

そうです!室内水耕栽培のため、根っこに土が付いていないのです。
ひゃーひゃー言いながら、指を赤くして洗わなくていい、
というか、洗う必要がない、というか、
洗えんのです。
炒めるときはぜるから。

なんか町まで行かないと買えないお菓子が、近所の店でも買えるようになった、しかもより安い、というか、イベント性に欠ける、というか。

「ひゃーひゃー。」
あれは大切な儀式だったのにぃ〜・・・

なにかひとつ、作ってて物足りない。
あ、味はOKデシタ。

たぶんドッコイの里の義父さんや義母さんが「自家製の蜂の子の佃煮」を作ってくれているときもこんなカンジか、と。

てんやわんや!2009年11月26日 23:50

一昨日の夕方母から電話があって、
「急にろれつが回らなくなった。歩くのも伝い歩きだがどうしよう」
とSOSの電話。義母が軽い脳血栓をやったこともあって、タクシー飛ばして実家へ。4月に父が亡くなったので喪中ハガキを書いていたら、あれよあれよと字が思うように書けなくなって、口からあごにかけて違和感があるという。聴く分には普通なのだが、江戸っ子の母にしては語尾のスタッカートが弱い。
そんなに足元がフラついているようにも見えないのだが、本人はおぼつかないと言う。手際の良い母のことで、いつも飲んでいる医者の薬と保険証、その他もろもろ準備済み。速攻で119して、到着を待っている間に現金と貯金通帳のありかまでおしえてくれた。
脳神経外科でCTとってもらい、異常なしだが様子見で入院とあいなり、夜更けに実家へ戻れば、あ〜らら、現金よりも通帳よりも、お母さんあなた、窓もベランダも開けっ放しじゃありませんか。(実家は1階)
で、昨日午前中にMRIとって異常なしなので、めでたく「一泊入院・退院おめでとう」と相成った。しばらく通院するというが、バスがあるので、付き添わなくても大丈夫だろう。
実は母とは、月半ばに「興福寺仮金堂展」と「法隆寺夢殿開帳」旅行で奈良に一泊。その後の月曜日に「久世光彦展」の世田谷文学館と、出光美術館とのハシゴにつきあってもらっている。そこへもって大量の喪中ハガキ書きで集中して、「疲れ」がこんな形で現れたのだろうか。
何はともあれ、連絡してくれてよかった。(私の知り合いはこれでお母さんを亡くしているのだ。)

で、今朝。ドッコイがカンボジアへ。機内で寝た方が時差ボケしにくいというので完徹して朝出発。昼間、バンコックから電話。
「インシュリン忘れた。」
糖尿病じゃろうが〜〜〜〜!!!
手配して、会社経由でカンボジアへ。何日で届くんだろ。最悪現地の病院行きだな、こりゃ。

私は家でのんべんだらりんとしている・・・はずなのに、なんでこんなに忙しいんだろ〜〜〜(涙)しかもパソコンが大不機嫌で、「これはもう・・・?」な状態。
甘やかしちゃくれません、浮き世は(笑)。