新・山種美術館2009年10月26日 22:23

この週末は、渋谷区広尾へお引っ越しした「山種美術館」へ「速水御舟(はやみぎょしゅう)―日本画への挑戦―」展を観に行ってきました。すごい迫力でした。40才で逝っちゃうなんて、そりゃないよ速水さん。

いやー、それにしても、この美術館は穴場!!
広い!二双一曲の屏風絵でもゆったり展示できちゃう!移転以前より天井も高くて、「あー、いいなー」とのんびり回れます。最近の美術館の中でも超Aクラスなんじゃないかな。ロビーもミュージアムグッズ売り場もティールームもゆったり。ドッコイとふたりでたっぷり楽しんで来ました。

かつては「幻の画家」と呼ばれた速水御舟。その一大コレクションを、ここは持っているんですね。ほかにも、小林古径ら、日本画のコレクションは、私設技術館としては日本でも有数のものじゃないかしらん。
私は、出が日本画なもんで、油彩画も彫刻も版画も造形も好きだけれど、一番しっくり来るのは日本画(それも昭和20年代くらいより前の)です。
養母のパートナーの作品もかなり買い上げてもらっているので、そのうち出るかも。山種証券は無くなってしまったけれど、その所蔵する日本画だけは、きちんとこういう形で残して、展示する場があって、本当によかった。

美術館の揮毫は故・安田靫彦先生で、私は孫弟子に当たります。(全然サボりっぱなしで描いてないけど・苦笑)

ティールームもゆったりしゃれた空間で、ランチもあるけど、お茶菓子がまた。
抹茶と「寿の鈴(妙に可愛かったのだ)」をいただきますした。抹茶美味しい。
和菓子は季節に応じて3点くらい、季節のお茶とのセットもあります。

「お茶飲みに」だけでも、価値があるぞ、ここは。

また行こうっと。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック