貯金箱いっぱい2009年08月22日 00:37

なぜか「ノアの箱船型」の貯金箱を持っている。
欧米では割とポピュラーらしく、まあ日本で言うなら「豚さんの貯金箱」みたいなものであるらしい。キリスト教文化圏の発想である。
むかしユニセフのグッズカタログのなかに、「小さな動物のぬいぐるみがたくさんあって、その収納バックが、もこもこの生地で作った箱船のお遊びセット」というのがあった。かわいくて、ちょっと欲しかったな。
最近見ないのは宗教的な問題でもあったのだろーか。

で、その「ノ船を」(勝手に略す。「のだめ」の影響か?笑)ヘソクリ用にして、50円玉専用、後には100円玉も500円玉も入れていたわけだ。
昨日満杯になって取り出した。
しかしなんだね、貯金箱って、ギッチリ一杯にするもんじゃないね。コインがザクザク詰まっていて、一枚一枚重なり合って取り出すのに難儀をした。こーゆーもんは「腹七分め」がちょうどいいらしい。

小学校3年の時、知り合いからナゼか「巨大なサルの形をした」瀬戸の貯金箱をもらったことがあった。巨大すぎて、威圧的であった。
で、小心者の私はとりあえず、もらった月300円のお小遣いを全部入れて、欲しいものがあるとその分出して使っていた。
お小遣い帳には、めんどくさいので毎月「貯金」とだけ書いておいたら、9ヶ月目に母にバレて、
「信子さん(本名)、お小遣い帳はそのようにつけるものではありませんよ。」
と、お目玉をくらった(笑)。結局あまりに大きすぎるので、その年限りで燃えないゴミに出してしまったが。

父が川越の骨董屋で買ってきた江戸時代の壺を貯金箱にしていたこともあったな、「苔獅(こけざる)の壺」と呼んでた。(「丹下左膳か、私は!笑)

大好きな女優・小林聡美さんが主人公の「すいか」というメッチャクッチャ面白いドラマがあって、DVDBOXで買ってしょっちゅう観ている。彼女が中学生の時からずっと100円玉貯金を続けて、どんどん貯金箱が大きくなって、最後には梅酒漬け込み用のでっかいボトル一杯になるのだが、それをカートで引っ張って、なにがなんでも1日のうちに使い切りに出かける、という大笑いのエピソードがあって、あれは相当重かったろうな〜。

ノアの箱船貯金箱は小さくて、だいたい50円玉中心に入れていたのだが、昨日郵便局に貯金しに行って数えてもらった。私は「数」は80以上は数えられないほどアホウなのであるが、ああいったとこにはちゃんと「自動コイン計算機」あるのね。
予想に反して2万5千円以上もあった。
まー、ちりも積もればなんとやら。

で、暑い中、帰りがけにお昼のサンドウィッチ買ったら50円玉のお釣りがでたので、あ〜ぁホントにこりないやっちゃ、家に辿りつくなり、汗ふく前に、貯金箱にチャリ〜ン♪しちゃったのであった。