お姉さまソング2009年05月10日 14:34

5/9は「アイスクリームの日」だったそうな。
今の価格で八千円!
まあ、日頃は慎ましく「50円玉貯金」に精を出す私も、こういうときにこそ散財しなければ!
私は昨日はお医者に止められているにもかかわらず、炭火焼きの店でドッコイとふたり「焼酎・猫また」の梅サワーを呑んでしまった。んまかった〜。まだ2本の尻尾は生えてこないが。

今日はとびっきりにかっとばしている(あらはしたない)「お姉さまソング」の歌詞をご紹介。
私はフランス系修道院学校の出身である。そこで毎年終業式に歌われていた式歌で作詞は誰だか分からないし、曲ももう伝わっていない。
最初が在校生パート、次が卒業生パートあろう。

   万歳万歳 あゆの風そよぐ
   のどけき春の日 めでたくも華の世に
   栄えあるかの月の桂 たおりていでます姉君たち
   されど長く姉君たちに ねんごろにも導かれて
   同じ庭に学びこしを 惜しきは今日の別れよ
      
   万歳万歳 百鳥(ももとり)と共に
   声をば合わせて 今日のこのめでたさを
   祝え祝え 桜は笑いて 胡蝶も舞うなり 祝え祝え
   されど長く妹たちと 教えぐさを共に摘みし
   文の園生(そのお)別れいづる
   いとも惜しき 今日の日よ

まー、居並ぶ修道女たちも神父様もすっとばして、「我が師の恩」も何のその、ひたすら「お姉さまと妹」だけのお歌。ビバ!女子校!吉屋信子先生が生前この歌をご存じだったら、どんなにか素晴らしい少女小説が生み出されたことか!

あ、イラストは昔たわむれに描いたラガーメン。
やっぱり「お姉さま」に対抗するのは「アニキ」だわさ。

こういうろくでもないモノ描いているから「売れない」んだな。トホホ・・・

コメント

_ とんまるき ― 2012年05月23日 00:17

今晩は。はじめまして。
今夜、この歌詞を思い出し何気なく検索したところこちらのブログにたどり着く事が出来ました。
私は和歌山のカトリック女子校の卒業生ですが、三十年前にこの歌を歌いました。
また、現在娘たちも卒業式には歌うようです。
『祝歌』と呼んでいました。

恩師に向けては 大波のように神の愛が私のこころに で始まる歌でした(笑)
懐かしさのあまり不躾なコメント失礼いたしました。

_ 抜刀質店 ― 2012年05月23日 12:34

とんまるき様、ようこそいらしゃいました!

『祝歌』だったのですね!
私は32年前に横浜のカトリック女子校を卒業しましたが、これは曲も曲名もわからず、ただ歌詞だけが伝わっている「謎の(笑)歌」でした。
今でもちゃんと歌い継がれているのですね。
感動です。
私の女子校では卒業生がグレゴリオ聖歌「サルヴェレジナ」を受験勉強の合間に1年がかりで練習して歌っておりました。(これは現在も続いているようです。)

野放図なブログですが、お気に召しましたら、いつでも遊びにいらして下さい。

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