父の瞳 ― 2009年04月13日 04:24
父が3日ぶりに目を開けたという。まなざしはまだ戻らないが。
肺の部分が真っ白のレントゲンは変わらないが抗生物質の名前は変わり、
「長い峠を越えた」
というのだろう。
この先家にまた戻れるかは分からないが、もしも意識が戻ったら
私のことを見つめて欲しい。
どうして昔、子供だった頃、父のまなざしを嫌っていたのかは
「父娘だったから」
としか答えようがない。
どうして今、こんなにも見つめ合いたいと思うのかは
「父娘だから」
としか答えようがない。
家事をしながら、食事をとりながら、パソコンの前で考え事をしながら、
半分眠って半分起きているような日々を過ごしたが(いつでも走り出せるように)
今は薬を飲んで、これから「眠る」。
肺の部分が真っ白のレントゲンは変わらないが抗生物質の名前は変わり、
「長い峠を越えた」
というのだろう。
この先家にまた戻れるかは分からないが、もしも意識が戻ったら
私のことを見つめて欲しい。
どうして昔、子供だった頃、父のまなざしを嫌っていたのかは
「父娘だったから」
としか答えようがない。
どうして今、こんなにも見つめ合いたいと思うのかは
「父娘だから」
としか答えようがない。
家事をしながら、食事をとりながら、パソコンの前で考え事をしながら、
半分眠って半分起きているような日々を過ごしたが(いつでも走り出せるように)
今は薬を飲んで、これから「眠る」。
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