シアトルで大丈夫か?2011年03月21日 03:15

シアトルは「アメリカ北西部にある都市。ワシントン州(州都:オリンピア)を含めた太平洋岸北西部地域の最大の都市であり、キング郡の郡庁所在地。ピュージェット湾とワシントン湖の中間に位置し、カナダとの国境まで約180km」。(Wikipediaより)
若い都市である。周辺都市を含めると地域人口は304万人。
コンピュータのマイクロソフト社も、航空機のボーイングも、ネット販売のアマゾンも、コーヒーのスターバックも、ここに本社がある。
アメリカの建国は1776年。今から235年前。
若い国である。
実は、先住民族時代、この地は約3百年おきに大地震を起こしていたと分かったのは、1987年。
前回の地震は1700年頃にシアトル沖で起こってマグネチュード9。
超高層ビルが立ち並ぶこの近代都市は、耐震対策は万全ではない。

日本は地震国であるが、アメリカ人は地震をほとんど知らない。
かつて本牧のアメリカ軍居住地では、震度2くらいの地震でみんな家から庭に走り出て、地面に突っ伏す者、「オー、ジーザス!」と叫ぶ者。
たまたま居合わせた日本人の私の友人は、その光景に驚いたという。

何ら策をとらずにこのままいくと、どうなるのか。
イチローはアウェイの試合だったらいいな、なんて言ってる場合じゃない。
人的被害は悲惨を極めるだろうし、コーヒーはともかく、コンピューターと飛行機と世界通販はどうなる?

本当に、シアトルで大丈夫か?

現実2011年03月19日 17:10

揺るぎようのない大きく悲惨なな現実の前に、人は言葉を失う。
これは悪い夢だ、早く目覚めなければ、と思っても、これが現実である。
(昨日のヘリコプター投水の不手際に、テレビの前で歯痒い思いをしたのは、私だけではあるまい。)
被災地域に一刻もはやく食料、燃料、医薬品が届けば良いと思うし、事故を起こした原発の事態が迅速に収束に向かってくれれば良いと思う。
これは皆同じ思いであろう。
我々はここまで来てしまった。人間の叡智で対応出来るのはこれからである。
一部に買い占めなどが起きているというが、大勢の他者の日常を混乱させ、困難にするだけなので、自制して欲しい。
今我々に求められているのは相互補助の理性と言動である。
多くの人がこれを理解し、冷静に行動してくれることを望んでやまない。

非常時の病人2011年03月18日 14:21

友人に強烈な「晴れ女」がいて、おとつい「雪の東北地方にパワーを送ります」と言っていたので、どうかなるかなと思っていたら本当に晴れた。
天晴れである。
ニュース映像でも、吹雪の中の復旧作業はとても大変そうだったし、灯油は不足しているし、28万人の避難していらっしゃる方々が寝起きしている所が、晴れて少しでも気温が上がれば良い。
被災されたのは高齢者が多く、医師と薬剤師、血圧・心臓の薬が必要である。
ドッコイは糖尿病なので、「罹災してインシュリンを切らしたら」と思うと人ごとではない。
あと人工透析を受けておられる方、高圧酸素を必要としている方、これは命に関わる問題である。
肝心要の厚生省がこれらを束ねるシステムをまだ確立していない、というのが歯痒くてならない。
なんとかならんもんか。

義援金の送り先2011年03月14日 14:09

今、TVニュースで日本赤十字社義援金の受け入れ窓口が発表されました。
郵便振替 00140-8-507
通信欄に「東北関東大震災義援金」と記載して下さい。
手数料は無料です。
今年9月30日までの受付とのことです。

分からない事は窓口でおたずね下さい。

日本赤十字社2011年03月13日 11:57

朝起きたら夢でした、というふうにいかないのが現実。
今日は地震3日目である。やっと東北の津波警報が注意報に変わった。
これで孤立している人、行方不明者の探索などがスムーズにいくとよいのだが。

義援金は日本赤十字社が受付を準備している。http://www.jrc.or.jp/index.html(昨日はつながらなかった)
まだ受付は開始していないが、振り替え料無料。

なによりも良いものは「何にでもばけるもの」、日赤はその点プロである。