邪宗の門2015年05月19日 22:24

2組のTさんが
「私、教会の日曜学校入ってるんだけれど一緒に行かない?」
と言う。私は小6だった。
日曜日はヒマだったので「いいよ」と言って、教会の門をくぐった。
そこは「オ○ム」ほどではなかったが、へんてこな教会だった。
牧師先生が
「さあ、七五三が近づいた来ました、みなさん七五三て知ってますか?」
「知ってます」の声。
「あれは正しい宗教ではありません、鳥居は邪宗の門です、くぐってはいけません。
お父さんお母さんが七五三のことを話したら、断って、教会につれていらっしゃい。それこそ正しいクリスチャンへの道です」
と、大きなビー玉を光らせたような目で言う。
私は実家の寫眞舘のはす向かいが観音堂のある公園なのだ。
東京大空襲で、そこで風向きが変わって、御近所大勢の人の魂を祀った観音堂なのだ。風が変わって、そこで焼け止まって、建てたという。それは「まちがっているだろうか?
中学に進んでもTさんにつきあって日曜学校は続いたが、進んだカトリックの修道院学校と日曜学校はあきらかに毛色が変わった。
カトリックでは七五三のミサがあり、神父さまが千歳飴を祝別してくれるという。なんなんだ、このチガイは。
洗礼式、というのにも立ち会った。
祭壇をのけると中はコンクリプールになっており、春先まだ冷たい水道水をジャージャー注いで、木綿の薄い服一枚の女の子を入れて、頭を押さえてドブン!
「生き返った気がしました」と言っていたが、生き返ったろうよ、そりゃ。

ついに私はこのラスプーチン牧師の悪行を目にする。
長い夜バスの列に、割り込み乗車したのだ。

「Tちゃん、私、日曜学校もう行かない」と電話で連絡して、さて、その教会は建て替えて立派になってまだバス通り沿いにあるのだけれど、まだ「七五三は邪宗の門」「洗礼式は水道水でドブン!」をやっているのだろうか。
宗教はさまざまである。私の知っているP子ちゃんは、なんと28もの宗教を掛け持ちしていた。(勧誘されるままに入っただけで、お布施も集会も1回もなかったが)
少なくとも「邪宗の門」と他を排他する宗教には、近づかないほうがいい。

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