♪探しものはなんですか~? 鍵ッ!!2012年01月29日 23:56

「♪~まだまだ探す気ですか~
それより僕と 踊りませんか~」

ああ、名曲「夢の中へ」の井上陽水の甘いテノール、斉藤由貴ちゃんのフレッシュな歌声。
でもね、おばちゃんそこで人生幸朗(こうろ)・生恵(いくえ)幸子師匠コンビのぼやき漫才
「探し物はなんですか♪」
「鍵ッ!!」
がでてきちゃうお年頃なの(笑)。

というわけでこの3日間必死で鍵を探していたワケだ、部屋の中で。
確かに具合が悪くなってタクシーで帰った、鍵を開けて閉めた。その先が見つからない。
いつもの玄関にも、ジーンズのポケットにも、ない。
となると、家のどこかだ、物を置きそうな台、ない。
金具がついているから床に落としたならチャリーンと鳴るはずだ。聞いていない。
布団の横の洗濯物の中か、しかしどう引っかき回してもでてこない。
一番嫌なゆくえ。
平積みに積もり積もった本の腐海の中。
……ま、あと一ヶ月くらいで引っ越しの予定だし、きっとそのとき出てくるだろうから、いっか~♪
と、言ってられない。内心ピカソの青の時代である。
実家の鍵も入っているのだ、万が一母・芳子さんの身に何かあったら(私はそこんとこものすごく肝が小さい)どうすればいいのだ!?
で、昼もなく夜もなく探し回っていたわけだ、ただでさえとっ散らかした部屋の中をさらにとっ散らかして。
頭の中は人生人生幸朗師匠のぼやき漫才の名作
「♪探し物はなんですか~・鍵ッ!!責任者出てこーい!!」
がぐるぐるリピートモードである。
なのに今日でかけるときに、いつもの習慣で玄関の下駄箱、というよりも下駄+雑物棚、だな、そこにふっと手をやったら、鍵さまが鎮座ましましていたのだ。
理由はひとつ。
キーホルダーのビバンダム((Bibendum・世界で最も古いトレードマークの一つとして有名・仏・ミシュラン)がとれちゃっていたんだな。
で、3日前「とれたビバさんはこっちに置いといて、鍵は…」からがいつもの習い性、薄暗い玄関の、棚のフックに鍵を掛けていた、なのに私は「ビバさん付き」の(色つきの)マスコットを目安に鍵を探していた」というわけだ。
人は何によってモノを認識しているか。私の場合「色」であった。
人生幸朗師匠、責任者は私自身でゴザイマシタ、すみません。

さて、とれちゃったビバさんの替わりを、どこで探そうか。
探しものはなんですか♪

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