実況中継2011年12月25日 04:25

朝、日本着のはずのドッコイ氏が帰ってこないのです。
  
ひとりでお昼を食べてふて寝している奥さんの顔の上にドッコイ氏がニューっと顔を見せました。
「ただいまおくさん。」
あーびっくりしたー!
しかも帰りは背広でもなく、いつものパーカーなので、まるでちょいとそこまで行って帰ったような顔をしております。
いったん会社に寄って荷物を置いてきたのでライブラリーバックひとつです。
お昼は会社そばの洋食屋さんで牡蠣フライをたべてきたそうです。

嗅いでみましょう。くんくん。
(これは私のいつもの行事)
ラウンド髭の回りはフライの香り。
でも、お、背中はスパイスの香りが…日本と違う。微妙にスパイシー。

頼んでおいた新聞もフランスで買って来てくれました。
「Le Monde 」と「Le Figaro」、週末でおまけが何版もついてくるので高いですね€9.9です。
「Le Monde 」はアルセーヌ・ルパンの特集のようです。
「Le Figaro」には死んじゃったキムさんの写真も載っております。
52日分の手紙を片っ端から読んでいます。
それが済んだら車屋さんに行って、スノータイヤにつけ替えてもらい、そのあと行きつけのドイツハムの店に寄ってベーコンを買うそうです。
で、夜は芳子さんの家に行って、アフリカ内陸では食べられなかった「お刺身」をご馳走になる予定。
しあわせそうです。
   
(中略)
   
ドッコイ氏は今、夜中に起きちゃった私の横でぐうぐうとZ旗を盛大に上げながら眠っております。(Z~Z~Z~Z~Z~Z~Z~・笑)
部屋が暖かいです。
人間ひとり600Wの電気ストーブ相当の熱を出しているそうですが、ドッコイ氏は体格からいって800Wは出しておりますので(笑)。
大きなクリスマス・プレゼントのようです。
帰国が遅れたのは現地で大統領選挙とバッティングしちゃったからで、前回散々流血騒ぎを起こして死者まで出たので、戒厳令が敷かれてしまったからでした。
そういう国にドッコイ氏は行くのです。日本は、とりあえず平和だー。
「一人じゃないって素敵なことね♪」
と実感されつつ、ふと気がつけば天地真理(お若い娘さん、四文字熟語ではありませんよ)さんの歌とまったく重なっていることが分り、
「天地さん最近どーしてるんだろーなー」
などと思考がすっ飛ぶ午前4時です。