私が江戸時代に生まれていたら2011年03月02日 16:41

もしも私が江戸時代に生まれていたら。
そんなことを考えるのが楽しい私である。

両親とも江戸で徳川に仕えていた武家の子孫だから、多分江戸っ子だったろう。
甘いもの、しかもチープなものが結構好きだから、高級な羊羹なんかより「あんこ飴」「きなこ飴」なんかを懐に切らさず、しょっちゅうしゃぶっていただろう。
考現学が好きだから、矢立と帳面を保って街に出て、「守貞謾稿(もりさだまんこう)」みたいな物を描いていたかも知れない。
絵草紙の原稿持って、売り込みに本屋の版元ののれんをくぐっていたやも知れぬ。

いずれにしても、自分から自分を忙しいヤツにしていたことは確かだ。

江戸サロンには出入りできるコネが欲しいな、山東京伝とお友達になりたいな、手ぬぐいの染め柄なら負けないわよ、私。
土鈴ブームで、夏に25種送り合うグループがあったと言うけれど、これは母が好きなので、せっせとこしらえてるんだわ、きっと。
ギヤマンの鉢で金魚も飼いたいな。
猫を飼ったら「たま」と名付け。イヌを飼ったら「よもすけ」と名付け。

ああ、江戸時代の私は、結構忙しくて楽しそうである。
ただね、髪型が面倒。あれはどーにかならないものか(笑)