寒い寒い2011年01月20日 21:19

年だなぁと思うのは、「寒さに弱くなった」ことだ。
困るのは私が病気で人生十年くらいすっぽかしているので、精神年齢と肉体年齢がついて行かず、
「こ、こんなはずでは…!」
という場面に出っくわすのが、だいたい「冬の寒さ」と「夏の暑」さと「坂道・階段」、という、もう絵に描いたようなシチュエーション揃いだと言うことである。
精神年齢の幼さにも困るが、体は即刻こたえるので辛い。
今年は特に寒い。
といっても、40年前の方が寒かった。
軒にはつららが下がったし、コンクリの団地で冷えて朝は凍って窓が開かなかった。
霜柱や薄氷を踏んで小学校に行ったのに比べれば、今は天国である。
はずなのに。
この寒さが身体にこたえるんである。
昨年から私はグンゼの「ももひき」のお友達である。冬でも裸足だったのは3年前まで。
急速に、私は寒さに弱くなった。
といってもしもやけもあかぎれも出来ない。ただ身体の芯が寒いのである。

今日は「大寒」、今年は日本列島暦通りの寒さになった。
織田作之助の「夫婦善哉」の冒頭、奉公に出た主人公の蝶子があかぎれでハマグリの黒膏薬を塗っている、その手を見て、父親がたまらず実家に連れ戻すというくだりがある。
身体の中に塗るハマグリ膏薬はないものか、ああ寒い。